これぞ、一流のマーケティング

昆知宏

「うわっ、これすごい。

いつの間にかここまで進化
していたんだねー。

えー、こんなこともできるの!」

何の話かというと、
ゲームの話です。

ユーチューブを見ていたら、
ニンテンドースイッチという

新しいゲーム機が3月3日に
発売されることを知りました。

興味本位でどれどれと、
プロモーションビデオを
見てみると、

しばらくゲームから遠ざかって
いた私には衝撃的な映像ばかり。

こんなきれいな映像の中を、
自由自在に動くことができる
なんてすごすぎる・・・

しかも昔熱中していたゲームの
新作が予定されている・・・

価格も3万円ほどだったので、
新しいゲーム機が欲しくて
たまらなくなりました。

これもう予約して買ってしまう
流れです(笑)

全く知らんかった製品を知り、
プロモーションビデオで
クロージングされ、
申し込みの準備をする。

ああ、
なんて美しいマーケティングの
動線なんだろう。

これは、私たちも生かすしか
ありません!

購入したいと思った動機

人が製品・サービスを申し込むまでの
フローを分解しましょう。

- 認知
- 興味
- 行動

この3ステップが王道です。

ポップ、ステップ、ジャンプの
3段跳びを華麗に決めれるかが
勝負と言えます。

まず最初のハードルは、認知。

知ってもらわばスタートラインに
すら立てません。

どんなにいいサービスでも、
存在を知らしめなければ、
何も始まりません。

WEB?新聞?フリーペーパー?
いろいろありますよね。

ちなみに私は上半期に認知を
拡大させるために、

新聞社のフリーペーパーに
3か月ほど定期的に出稿。

さらに自主企画のセミナーを
新聞社主催の冠にしてもらい、
30組の集客をお願いしました。

新年早々の決断です。

これと並行して自分でもWEBで
広告を出しどこまで認知が
広がるかという感じです。

プレゼンテーションが秀一

さて、サービスを認知してもらった
あとはその後興味を引いてもらわな
ければいけません。

認知した見込み顧客の方がらは、
ホームページに来訪されます。

興味を引けるかはここが勝負です。

当たり障りのない内容では、
興味を引くことはできません。

FPというお金を扱う性質上、

見込み顧客の利益と、
見込み顧客の損失に

しっかりフォーカスして
メッセージを送る必要があります。

人は、自分の利益と損失のことには
ものすごく反応します。

当たり前のことですが、

あなたのWEBは、

あなたに相談することによる利益と
あなたに相談しなかったことによる
損失をしっかり訴えていますか?

ゲーム機とか新型iphoneとか
話題の新製品を出す時には、

その製品を手にしたことにより、
どんな明るい未来があるかを
想像させてくれます。

そうでないと製品は売れません。

あなたのビジネスも同じです。

イメージができない方は、
ユーチューブで大企業の
新製品プロモを見てみてください。

多くのヒントがあります。

新規相談から継続相談へ繋げる
時にもこの能力は問われます。

スムーズな問い合わせ動線

そしていよいよ興味を
もってもらったら行動です。

連絡先に電話、メール共に
分かりやすいところに配置する
動線はできていますか?

今の来訪者のほとんどは、
スマホからも流入です。

その場で即電話をする人が、
問い合わせでは上位を占めます。

細かいことを言えば、
問い合わせ先の電話番号は、

連絡先は携帯電話よりも
固定電話がベターです。

単純な話、携帯よりも固定電話の
ほうが安心感があり信頼性が
増すからです。

例えば、家電製品を買おうと
価格コムでショップサイトを
比較するときに、

価格が同じで、
連絡先が固定電話と携帯電話
の違いがあったとします。

どちらを選びますか?

気にしない人もいると思いますが、
気にする人もします。

せっかくホップ、ステップと
上がってきたのにここで、

“ズコー”とならないように、
できることはやっておいたほうが
良いでしょう。

PS

ゲーム機の予約は来週からだそう。

そこまでに私の熱が冷めるかも
しれません。

でも予約サイトはいくつか見ていて、
やっぱり信頼できそうなところに
買うなら申し込もうと思いました。

あなたの見込み顧客も100%
同じマインドでこの動線を辿ります。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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