広告の効果を4倍にする着眼点

石塚駿平

もしあなたが・・・

 

「最先端のノウハウはないか?」

「新しい集客方法はないか?」

「新規の見込み客はどこか?」

 

常にこのようなことを考えているのなら、

1つ、知っておいて欲しいことがあります。

 

さらなる成果や成長、売上げの上昇を考えるとき、

普通の人は「新しいもの」を求めますが・・・

 

それよりも効果的で、確実で、

リスクの少ないアプローチ方法があります。

 

 

広告の効果を激変させた例

 

 

このことを説明する為に、

ある例を出したいと思います。

 

この話は、アメリカのある

結婚相談所のものです。

 

ちょっとうろ覚えですが・・・

 

確かフィリピンだかそこらへんの国の

女性をアメリカの男性とくっつける、

みたいなことをビジネスをしている人の話です。

 

僕も初めて聞いた時は「そんな需要があるんだ・・・」

と思ったんですが、、、意外とそういう国の女性と

結婚をしたいアメリカ人もいるようです。

 

その結婚相談所をビジネスにしている人は、

広告を出してそこそこ上手く行っていました。

 

しかし、「もっと広告から成果を出したい!」

と考え、コンサルタントにアドバイスを求めたのです。

 

その依頼を受けて、コンサルタントは

何をしたでしょうか?

 

彼は、広告に書かれている文言を変えて

より強力なものにするのではなく、、、

 

あることを始めました。

 

それは何かと言うと・・・

 

 

既存顧客の属性を調べる

 

 

『既にお客さんになっている人はどんな人か?』

 

を徹底的に調べたのです。

 

年齢・職業・趣味・家族構成など、、、

 

様々な要素を調べた結果、

あることが浮かび上がってきたのです。

 

それは、

 

『顧客の中で一番多いのはトラックの運転手』

 

だという事実です。

 

その結果を受けて、今まではターゲットをあまり

絞らずに出していた広告を、『トラックの運転手』

向けに変更して出稿しました。

 

結果は、大成功。

 

以前と比べて、4〜5倍程の

費用対効果を得ることができたのです。

 

・・・

 

と、こんな感じの話です。

 

 

既存顧客に共通するものは?

 

 

この話を通して何が言いたいかというと、

 

『既存顧客の属性の中にヒントが隠されている』

 

場合がある、ということです。

 

既存のお客さんの中で

似通った属性の人が追い場合、、、

 

それはつまり、その属性の人は

"あなたのサービスに興味を持ってくれやすい"

ってことになりますよね。

 

そしたら、その人たちに狙いを絞って

アプローチをした方が断然効率的でしょ?

ってことです。

 

例えば、自分のサービスを受ける人が

子育て中の母親が多いんだったら、

 

『子育てママ向けのサービス』

 

という形にして、子育て中の母親が

集まる場所にメッセージを届けた方が、、、

 

その他大勢に対して発信するよりも

より効果的なものになるでしょう。

 

 

"足下"に注意を向ける

 

 

このアプローチ方法はとてもリスクが低く、

確実性の高いアプローチです。

 

でも、これは感覚的なものですが、

 

『自分の顧客がどのような属性を持っているのか?』

 

を注意深く観察し、共通点を探している人は

滅多にいないかと思います。

 

もしかしたら、そこに大きなヒントが

隠されているかもしれないのに・・・

 

全く新しいノウハウや集客方法、

新しい見込み客を追い求めてしまうのです。

 

隣の芝は青く見えるけど、、、

 

よくよく見てみたら自分の足下に

ダイヤモンドが隠れていた。

 

みたいなことはよくあることです。

 

一番重要な情報は自分の外にあるのではなく、

意外と近くにあるものです。

 

外に探しに出るのも良いですが、

まずは自分の足下を良く見てみましょう。

 

良いアイデアが浮かぶかもしれません。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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