伝える力を簡単に瞬時に身に付ける方法

昆知宏

少し前のメルマガでも書いたのですが、
10月1日よりシェアオフィスを卒業し
自分のオフィスを持ちました。

住宅業界は増税で来場者が激減しており
私もその影響を同然ながら受けまして

移転を決めてから問い合わせが激減し
精神的に揺さぶられる中(笑)

移転して見るとやっぱりその効果は
大きいような感じがしています。

メリットを端的に書きますと、

・単純に作業スペースが増えて作業効率が上がった

・打ち合わせスペースを時間を気にせず使うことができる
(以前は予約制で空いてないとカフェでしなきゃだった)

・空調を自由にできる
(シェアオフィスの温調が合わなかった)

・BGMをかけられる
(ヘッドフォンはあまり好きでないので嬉しい)

・好きな家具や内装に囲まれる
(いわゆるアスクルのオフィス家具で仕事をせずに済む)

などなど挙げていけばキリがないのですが
最大のメリットというか、

個人的に一番したかったことがあります。

それは...

アイデアを視覚化するチカラは偉大

新事務所で一番したかったことがあります。
それは電子黒板の導入でした。

電子黒板とは読んで字のごとく、
黒板が電子化されたものです。

これがデカいので持ち運びなどできませんし、
事務所ができたら絶対欲しいというか
これを置くために事務所を移転した
といっても過言ではありません。

電子黒板はモニターに自由に書き込みができ、
PDFやPowerPointのデータを

投影し自由自在に文字を書き込む
ことができます。

ライフプランの結果を表示させたり、
株価のチャートを表示させて線を
書きながら説明をしたりできます。

またクロージングの時にも、
シートを画面表示して直接書き込んで
その人に合わせて提案をしていくこと
もできます。

紙に印刷して紙に書いても同じことは
できるのですが、

大きな画面に表示して同じことを
するだけで劇的にお客さんの反応や
理解度が変わってくるのです。

なんとも不思議なものです。

FPは無形サービスですが、
できるだけ形あるものとして

視覚に訴えて伝えるツールは
思った通り千金の価値がありました。

環境に投資する

これと同時に今まで何でやってなかったのだろう?
ということの一つがあります。

それはモニターを購入したことです。

今まではウルトラモバイルのパソコンで
背中を丸くしてカタカタやっていましたが、

23インチのモニターをかって、
イスに寄りかかりながらPC作業を
行うようにしました。

何にしろ画面がデカくて見やすいし、
楽な姿勢で作業ができるので、
作業効率が劇的に向上したのです。

私も私の妻もパソコンのモニターを
買って作業効率を上げるというのは
今まで考えたことがなくて、

今まで知らなかったというか実行
しなかったことを後悔というか
もったいなかったなあと思うのです。

モニターなんて1万円代から
買えますしね。

身近な改善点を探してみる

今回オフィスを移転して、
環境面だけを見直しても劇的に
作業効率が上がることが分かりました。

今までは集客やコンサルティングの実務の
ことがばかり考えていたのですが、

意外と環境面も収益や結果に寄与する
ことが肌感覚で実感できたことは
大きな収穫でした。

OA営業の回し者ではないですが
特に電子黒板はFPには絶大に相性のいい
ツールなのでオススメです。

提案書を画面投影してそのまま手書きで
説明を補足したりディスカッションで出た
内容を補記してPDF変換でき、

そのままそのデータをお客さんの
LINEなどへ送信できますからね。

便利な時代になったものです。

いや、もともとなっていたのに知らなかっただけ
でしたから常々そういうのはもったいなかったな
とおもったわけでした。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

関連記事