・セミナーの講師を務める時
・雑誌やネットに記事が乗る時
・ホームページを作る時
・チラシを印刷する時
これらのタイミングで、
必ず掲載するものがあります。
それは、『プロフィール』です。
この『プロフィール』ですが、
多くの人が犯す間違いがあります。
それは何かと言うと・・・
同じプロフィールを使い回す
という間違いです。
「なんでそれが間違いなの?
1つ作っちゃえばそれでいいじゃん。」
と思われるかもしれませんが、
そんなことはありません。
そのことを説明する為に、
1つ別の例を挙げてみたいと思います。
仮に、あなたが企業の
採用担当だったとしましょう。
これから書類選考を行い、
一緒に仕事をする仲間を誰にするのか、
真剣に検討をしたいと考えています。
目の前にあるのは、100件以上の履歴書。
目を通してみると、手書きで書かれたものと、
パソコンで印字されているものがありました。
パソコンで印字されているものは、
どこでも通用するあたりさわりのない
ことが書かれているものがほとんです。
一方で、手書きの方は自分の会社のことを理解した上で、
・ なぜ自分がその会社で働くにふさわしいのか
・自分はどんな貢献ができるのか
しっかりと書かれているものが多くありました。
この場合、好印象を与えるのはどちらでしょうか?
手書きの方ですよね。
あたりさわりのない、
誰にでも通用するようなことを書くよりも・・・
しっかりとその状況に合わせて
書かれた履歴書の方が好印象を持たれるはずです。
実際に、求人会社のアイデムによる調査によると、
「使いまわしと感じる履歴書」には89.3%の
担当者がマイナスの評価をするそうです。
プロフィールも同じ
これは、自分のプロフィールを
作る時にも当てはまります。
つまり、使い回しできるプロフィールを使うより、
相手に合わせたプロフィールを作った方が
好印象を与えることができます。
例えば、保険の見直しセミナーを
やるのなら、プロフィールに
「数多くの保険の見直しを行っており、
これまでに見直しをしてきた世帯は○○件以上。
同じ保障内容でも保険料を削減する
ノウハウには定評があり、相談者からは
"もっと早く相談をすれば良かった"
との声が数多く寄せられる」
のような形にカスタマイズした方が良いです。
また、保険関連のメディア出演実績が
ある場合はそれを記載しましょう。
たとえ住宅ローンや資産運用、
年金相談など幅広く行っていても、
保険の実績を前面にするべきです。
また、個人客向けに出すプロフィールと
業者向けに出すプロフィールでも書くべき
内容は違ってきます。
大事なのは、相手に合わせること
プロフィールを作る時には、
『この人はこのテーマにふさわしい人だ』
と思ってもらうことが重要です。
その為には、"相手が誰か"を把握して、
その人に合わせたものを作る必要があります。
また、実績だけではなく、
自分の生い立ちや個人情報を使うのも有効です。
どういうことかと言うと、
例えば地元でセミナーをする時は、
・○○市在住
・○○中学校、○○高校卒業
などの"地元の人ならわかってくれる情報"
を入れるのです。
そうすると、それを見た人は
親近感を感じてくれます。
親近感を感じてもらえば、
より良い印象を持ってもらうことができます。
あなたのプロフィールはどうですか?
面倒に感じるかもしれませんが、
プロフィールのカスタマイズはやるべきです。
ほぼ必ず記載をする所なので、
気を使っていきたい所ですね。
"自分をアピールする場所がプロフィール欄しかない"
という場合やチラシ1枚しか広告スペースがない場合は、
プロフィールが果たす役割は大きくなります。
なので、何を書くかは
重要なポイントになってくるのです。
そこにこだわる事で、反応してくれる
お客さんが増える可能性は十分にあります。
もしあなたがプロフィールを
使い回しているのなら・・・
見る人に合わせられないかどうか、
見直してみてはいかがでしょうか?