専門家紹介の価値を上げる裏ワザ

石塚駿平

今回は、提携に関する秘密をお伝えしましょう。

「もし専門家が必要な場合は、
信頼できる人を紹介します」

FPであれば、こういう流れで専門家に繋ぐ場合は多いですよね。

税理士、司法書士、社労士、不動産鑑定士などなど・・・

こういった専門家を紹介するケースはよくあると思います。

この、

『専門家を紹介する』

という行為ですが・・・

どうやって紹介するかによって顧客が
感じる価値が変わるのを知っていますか?

紹介の仕方によっては、

「ただ専門家を紹介された」

というだけではなく、

「〇〇さんに紹介をしてもらって本当に良かったです!
自分では絶対に探すことはできなかったと思います!」

という風に、紹介をしてくれたことに
対してお金を払ってくれる勢いで感謝を
してもらえるようになります。

ただ信頼できる人を紹介するだけではない

その方法は、ただ信頼できる専門家を探して

「この人は私が信頼している専門家です」

と言うだけではありません。

専門家を紹介する時に、

“あること”

を伝えるようにするのです。

これは、時間して5分から10分くらいのものですが・・・

伝えるか伝えないかで、顧客満足度は段違いに変わってくるはずです。

紹介時にプラスアルファを伝える

では、専門家を紹介する時に何を伝えればいいのか?

ということですが・・・

『その専門家の業界の裏事情』

を話すのです。

例えば、たまたまですが相続関連の
リサーチをしている時にこのページを見つけました。

税理士は費用(報酬)で選んではダメ!相続税に強いか見極める5つのポイント

一度クリックをして、内容を読んでもらえれば思います。

裏事情を伝え、教育する

この記事には、

『相続税に強い税理士を見極めるポイント』

が書かれています。

これは、業界の裏事情を説明するものですよね。

この内容を、専門家を紹介する時にあなたがお客さんに伝えるのです。

そして、

「この条件を満たしている信頼できる税理士を紹介します」

という言葉を添えて紹介をします。

言わなければ伝わらない価値

すると、何が起こるのか?

お客さんは、

「自分は業界の事情をわかっていないから
その条件を満たす税理士を見つけるのは難しい・・・

そんな中、何もしないで条件を満たして信頼できる専門家を紹介してくれるなんてありがたい!」

と思ってくれるようになります。

これは、ただ単に

「信頼できる専門家を紹介します」

と言っただけでは伝わらない価値です。

まだやってないなら次から伝えよう

どうでしょうか?

この方法、使えそうですよね。

業界の裏事業を知る方法ですが、
単純に提携先に聞けば教えてくれるはずです。

その内容を伝えるだけで、提供する結果は変わらずとも
お客さんが得る価値は大きなものになります。

もしあなたがこれをまだやっていないのなら、
ぜひ次の機会から実践をしてみてくださいね。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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