このご時世のストレスとの向き合い方

昆知宏

あー、ストレスが溜まる!!
業務に追われて同時にトラブル発生。

いろいろなタスクを同時進行するために
エネルギーを高めて全力集中。

一日の終わりには、くったくたで何もできない。

なんて感じのサイクルにあなたもなっていませんか?

私は3、4月はずっとこんな感じで、
なんだかものすごく疲れてしまいました。

でも売り上げは作らないといけないから
それも気になって余計につかれる。

で、首都圏は緊急事態宣言。

地方は緊急事態宣言は出ていないものの
マインド的には同じような気持ちでいます。

去年の丁度この時期は全国民が割り切って
緊急事態宣言を受け入れていたので
まあ仕方ないか...という感じでしたが、

今年は地方では宣言は出ていないので
活動を止めるわけにもいきません。

さて、こんな時の心の持ちようとして
私は今救われていることがあります。

むしろ、このストレスが愛おしいくらい。

どんな環境下でも種を植え続ける

この時期になると地方では、
田植えの準備や畑の準備が
始まってきます。

我が家にも畑があるので
今年は何か本格的にやってみようと
考えています。

農作物を収穫するには、

・どの時期に
・どの種(苗)
・どんな肥料
・水やり
・収穫予定時期

と一連の流れがありますよね。

十分な収穫を期待するには、
この準備の過程を怠ると何も
ありません。

とりあえず言えるのは、
種を植えないと何も始まらない。

自然界の法則がそうであるように
ビジネスであってもこれは全く同様。

忙しくなるといつも危機感を感じるのは
次の仕掛けをしていないことに
気付く時です。

種を植えて芽が出るまではどうしても
時間がかかるので、

収穫が終わってから新たなに種を蒔くと
空白期間が生まれてしまいます。

それはビジネスに置き換えると売り上げが
なくなってしまうことになります。

そのため、どんなに忙しくても
定期的に種を蒔き続けないといけません。

ビジネスにおいての種を蒔く行為とは?

ビジネスにおいての収穫とは、集客。
集客できるための種は常に蒔き続ける必要があります。

これを怠ると後々、つらい目に会う。

例えば私にとって種を植える行為は、
どんなに忙しくても心に余裕がなくても
ブログの締め切りは死守する。

一度でも締め切りをすぎることを許容すると
なし崩しにやらなくなってしまうことが
分かるのでこのリズムだけは絶対守る。

これは最低限のことです。

さらにここにプラスして新たな種を
蒔き続けることが必要です。

今はセミナー動画を作っています。

私だけだったら絶対に後回しに
なってしまうのですが、

周りの人に助けてもらい締め切りの
負荷をかけてもらいながら、
なんとか頑張っています。

負荷を与えてくる人は本当に貴重な
存在と言えます。

筋トレのパーソナルトレーナーみたいなものです。

さらに高額セミナーの参加も個人的には
おススメです。

緊急事態宣言が出てからは東京に行けなくて
私は最近は参加できていませんが、

高額な自己啓発やマーケティングセミナーに
参加することも種を植える行為です。

こういうところにいくと、
グループを組みメンバーは大抵経営者。

そこでの課題の締め切りを与えらえるからです。

メンバーに迷惑をかけるわけにはいかず
強制的に課題をこなすことができます。

その結果、脳は活性化し次なる一手を
どんどん打っていけるという好循環が
生まれてくるのです。

ストレスは悪者ではないと考えるといい

ストレスと聞くとネガティブな言葉ですが、
人はストレス(負荷)が発生しないと
なかなか目の前の問題や課題を解決することは
しません。

快適であることが一番ですから当然です。

ただ不思議なことに快適な状態は
何もしないと長続きは難しく、

適度にストレスがかかって快適。
ストレス→快適→ストレス→快適。

となっていたほうが成長を感じられる
ということはありそうです。

人間は、楽をしたい生き物です。

しかし楽をし続けると結果的に
後に大きな負荷がかかってしまいます。

種(集客)を植えるための負荷が
いまあなたに適度にかかっているかを
ぜひ見つめ直してみてください。

ビジネスをしているとある程度の負荷が
常にかかっていたほうが健全であり、

それが成長につながる気持ちがいいというのが
なんとなく理解できます。

筋トレにはまる経営者が多いのも、
この理屈なのかもしれませんね。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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