不動産屋に相談をしてガッカリした話

石塚駿平

この前のメルマガ記事でもちょっと書いたのですが・・・

最近うちでは家を建てよう構想が立ち上がっています。

基本的には土地を買って家を建てようと考えているので、

「先に土地の感覚を掴んでおこう!」

と思い、地元の不動産屋さんに連絡をしてみました。

まだ買う気ではなく、、、

狙っているエリアの坪単価や土地の
出やすさなどを聞きたいな〜、という状態です。

しかし、その不動産屋の対応は、
残念ながら満足のいくものではありませんでした。

なぜそうなったのか、詳細をお話ししていきたいと思います。

不動産屋の営業マンとのコンタクト

まず、とりあえず店舗に行ってみようと思って行ってみると、

「売買担当は今外に出てるんですよ〜」

という返答でした。

これはまあ、突然お伺いしたので仕方ないですね。

「3時半になったら戻ってくるのでその時に電話してください」

と伝えられたので、時間を潰してその時間に電話をかけることにしました。

ショッピングセンターで買い物をして、その時間に電話をかけると

「今日はちょっと時間が取れないので、要望を言ってもらえれば土地の情報を教えますよー!」

という対応でした。

こちらの要望をあまり聞いてくれない・・・

まだ探し始めたばかりなのでできれば対面で話をしたいという旨は伝えたのですが・・・

忙しいようであまり取り入ってくれません。

仕方がないので今考えている条件を教えた所、

「電話番号をお伝え頂ければ情報を送るようにしますね!」

と言われたので電話番号を伝えて電話を切りました。

そして、その日の夜。

「紹介したい土地情報があるので、メールアドレスを教えて下さい。」

というメッセージが入っていたので、メールアドレスを伝えました。

その次の日に、そのおすすめの土地情報がPDFファイルで送られてきたのですが・・・

紹介された土地には問題が・・・

その土地は、希望からちょっと離れていた土地でした。

電話では僕が希望しているエリアでは土地は今なさそうだと伝えられていたのでこれは問題ありません。

しかし、、、

僕が問題だと感じた点がありました。

それは、紹介された土地が建築条件付きだったことです。

その不動産屋は、そのことに全く触れていませんでした。

それどころか、

「ここは人気のある所で、既に申し込みが入っているんです」

と、バリバリ不動産屋っぽいメッセージが添えられていました。

僕は建築条件付きの土地については理解をしていたので問題はなかったのですが、、、

全く知らない人にこの案内はちょっと不親切ですよね。

これでは信頼できない

このやり取りを通して僕が感じたのは、その不動産屋の営業マンは

『自分の利益しか考えていない人』

だということです。

1人1人に向き合って対応をするというよりは、

「すぐにお金になる情報を送って、相手が気に入ったらラッキー!」

という姿勢だということが見て取れたからです。

土地というのはものすごく高い買い物になるので、そんな人からは買いたくないですよね。

信頼できる人を見つけるのは困難

信頼できる不動産屋を探すというのは、難しいですよね。

業界全体として利益を追求する傾向にあるので、難易度は高いと思います。

この経験を通して、僕は個人的に

「信頼できる不動産屋さんを紹介してくれる人がいたら楽なのにな〜」

と思いました。

そうしたら、自分で探す手間が省けるからです。

FPはこの悩みを解決できる

その点、FPというのは各種専門家を紹介するハブになれる存在ですよね。

信頼できる不動産屋と繋がっていれば、僕のような人の悩みを解決することができます。

「このFPに頼めば、信頼できる専門家を紹介してくれる!」

という風に認識をしてもらうことができれば、あなたの顧客はあなたと繋がっていることに対して価値を感じてくれるようになります。

そうすれば、顧問契約などでフィーを払う理由にもなりますよね。

不動産屋以外にも、車屋さんとか税理士とか、一般の人が探す時に苦労をする専門家は多いです。

そういった専門家の中でも、信頼できる人を紹介できるネットワークを持ったFPであることが顧客にわかってもらえれば、それだけであなたの価値はアップするのです。

ただネットワークがあるだけではダメ

ただ、1つ注意をする点があります。

それは・・・

『ただ信頼できる専門家ネットワークを持っているだけ』

ではダメだということです。

その事実が顧客にしっかりと伝わり、

「何かあったらこのFPの人に話をすれば助けてくれる!」

という状態を実現する必要があります。

その為に必要なのは、やはり情報発信です。

あなたが繋がっている専門家の紹介をしたり、その専門家に提供してもらった知識を発信することによって初めて、顧客が価値を感じてくれるようになります。

この点についてはもっと詳しくお話をしたいと思うので、次回のメルマガ記事でお伝えしていきたいと思います。

いずれにせよ、

『信頼できる専門家と繋がっていて、その専門家を紹介することができる』

という状態というのはFPが提供できる大きな価値の1つなので、ぜひ活用をしていきましょう。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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