目標を必達するたった1つの工夫

中西雅司

あなたは目標設定はするタイプですか?しないタイプですか?

色んなタイプの人がいると思いますが、私は目標設定をしたがるタイプです。

過去の経験上、その方がうまくいくタイプだからです。

そのため、だいたい先に目標を決めて、そこを目指して動いていきます。

そうすると、目標を設定しないよりは、成果が出るスピードは早くなりますし、何よりも成果の大きさが大きくなります。

でも、一方で、後悔をすることが1つあります。

それは何かというと、、、

水泳日本代表の話

話は変わりますが、先日、過去に日本水泳連盟の事務局長をされていた方の話を聞きに行ってきました。

とても興味深い話だったのですが、どういう話かというと、、、

その方が、水泳連盟にいた頃のあるオリンピックの話です。

そのオリンピックまでは、とても強かった水泳日本代表。

ところが、そのオリンピックで、日本代表はほとんどメダルが取れず、今までにないくらい惨敗をしたそうです。

最後の5メートルまではとても良い戦いをする。

でも、最後の5メートルで海外の選手に抜かれてしまって、メダルに届かない。

そんな状態だったようです。

私もかすかな記憶ではありますが、水泳でメダルが全然取れなかったオリンピックがあったことを記憶しています。

でも、日本代表の選手に、あることを徹底した結果、次の4年後のオリンピックでは、多くのメダルを獲得できるようになった。

ほんの少しの工夫だそうです。それは何だと思いますか?

「徹底したあること」とは?

「徹底したあること」、それは、最後の5メートルで負けないようにするための方策です。

私は、メンタルトレーニングかなと思ったのですが、そうではありませんでした。

あなたもご存知の通り、水泳のゴールは、「プールサイドにタッチをすること」です。

そのため、ほとんどすべての選手はそこをゴールだと考えています。

しかし、そこに落とし穴があったようです。

ゴールが見えた瞬間に少し気が抜けてしまうのです。

「もう少しでゴールだ」

と思った瞬間に、油断をしてしまう。

今までは、選手は「プールサイドにタッチをすることがゴール」だと考えていた。

そのため、残り5メートルあたりで「もうすぐゴールだ」と思って、無意識のうちに力が抜けていた。

そうならないように、ゴールに対する意識を変えた。

どう変えたかというと、

「プールサイドにタッチをして、浮き上がって水中眼鏡を外し、タイムや順位が表示されている電光掲示板を見ること」

を全員のゴールにしたそうです。

そうすることで、最後の5メートルで無意識に力が抜けてしまうことを防止した。

電光掲示板を見ることをゴールに変えたため、タッチをするところまでは、油断することがなくなり、結果として、次のオリンピックで多くのメダルを獲得することにつながったそうです。

目標設定は少し高めに

この話を聞いて、目標設定はその仕方によって、ほんとに結果が変わるんだなと思いました。

私も目標設定をしたものの、少し目標よりも低い結果になってしまうことがよくあります。

そんな時、「もう少し高い目標にしておけばよかった」とよく後悔をしてしまいます。

どんなスポーツでも、仕事でも、ゴールや終わりが見えると、やっぱり少しほっとしてしまって、結果油断につながることってありますよね。

私もそれによって、何度も痛い目を見てきました。

目標設定は少し高めにしないといけないなといつも考えるのですが、やっぱり忘れてしまいます。

もしあなたが目標設定をしたほうがうまくいくタイプでなら、達成したい目標よりも少し上のゴールを設定してみてはいかがでしょうか。

私もこれを機に、目標設定をする時の意識を高めてみたいと思います。

この記事を書いた人

中西雅司

大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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