伝わる理念、伝わらない理念

石塚駿平

GWが終わりましたね。

あなたは、どんな時間を過ごしていましたか?

家族で旅行に行きましたか?

家でゆっくりして、
少しだけ遠出をしましたか?

それとも、仕事三昧でしたか?

僕は、ちょっと時間をとって本を
読んだり、会社の理念を具体的な
言葉にする作業をしていました。

で、できあがったのがこのページです。

https://fprise.com/about/

今回は、この理念に関する話を
したいと思うので、読んでみて下さい。

理念って伝わる?

・・・

どうでしょうか?

思っていることをそのまま
書いたつもりなのですが、、、

たぶん、この文章に対する
反応はまちまちだと思います。

『共感した!』

と思ってくれる人もいれば、

『いまいち響かないな・・・』

と思う人もいるはずです。

そして、傾向としてですが、

・今まで僕自身に会って話した事がある人

・長い間メルマガを読み続けてくれている人

こういう人というのは、
共感してくれる可能性が
いくらか高いかと思います。

一方で、、、

・今まで一度もお会いしていない人

・メルマガに登録してばっかりの人

こういう人は、「ふーん・・・」
というだけで終わってしまう
可能性が高いでしょう。

理念が伝わる条件

なぜなら、理念が伝わるかどうかは、

『信頼関係があるかどうか』

によって大きく左右されるからです。

信頼関係がない状態で理念を
伝えても、伝わりません。

しかし、既にサービスを体感したり、
何回も会ったりなどして信頼関係が
出来てくると、理念は伝わりやすくなります。

例えば、イケアの理念は

『より快適な毎日を、より多くの方々に』

というものらしいですが、
イケアに行った事がない人からしたら、

なんのこっちゃ?って話ですよね。

でも、イケアに何回も何回も行って、
部屋が全部イケアでコーディネート
されている人からしたら・・・

『まさにその通り!』

と首を大きく縦に振って賛同するでしょう。

致命的な間違い

この事実をわかっていないと、
ある間違いが起こります。

それは、理念を集客用の
メッセージとして前面に
押しだしてしまうことです。

ホームページの一番上だったり、
雑誌広告にでかでかと理念を
入れてしまいます。

でも、それをみるのはまだ全然
信頼関係が築けていない人です。

なので、なんのこっちゃ?と
思われてスルーされて終わりです。

僕も今回、理念を文章にしましたが、
それを集客用のメッセージとして
前面に押し出すつもりはありません。

集客用のメッセージには、
もっと具体的で、受け手の欲求に
訴える文章を使います。

これは、今後も絶対に変わりません。

なぜなら、その方が反応が取れるからです。

自分の理念を伝えるのは、お客さんを
ガッチリと掴んでからでOKです。

その方が、反応も得やすくなりますし、
理念もちゃんと伝わりやすくなります。

・・・

この話題、実は何回も書いていますが、
それだけ間違いやすいからです。。

伝える順番は意識してくださいね。

そうすれば、あなたの伝えたいことが
100%お客さんに伝わるはずです。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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