女子テニスの、大坂なおみ選手。
先般、テニスの4大大会の1つである全豪オープンで、優勝。
全米オープンに続いて、2回連続の4大大会の優勝です。
去年の1月には68位だった世界ランキングが、たった1年で、世界1位に急上昇。
私は、それほどテニスに詳しいわけではありませんが、凄いことだけはわかります。
でも、逆に考えると、あっという間にランキングが落ちていく選手もいるということですよね。
世界で戦うスポーツの厳しさを感じます。
若手の成長が凄まじい
最近は多くのスポーツで、若手がどんどん出てきて、活躍する姿が目立っています。
卓球でも、フィギュアスケートでも、14歳や15歳といった若手がどんどん出てきて、ベテラン選手が若手に抜かれていく。
そして、多くの選手が引退していく姿を目にすることが増えました。
若手が急速に成長していくことは、全体のレベルが上がって、とても良いことだと思うのですが、
一方で、長年努力をしてきたベテランがあっという間に若手に抜かれてしまう寂しさと、
それと同時に、
「世界で戦うスポーツの厳しさ」
を感じます。
負けを認めるか引退するか
選手の立場からすると、若手が台頭してきて、
「もうこれ以上努力しても勝てない」
と分かった時に、
①負けを認めながら続けるか
②引退するか
のいずれかしかない、というのは、本当に厳しい世界ですよね。
勝てない選手との勝負から逃げることはできないため、
「真正面からぶつかっていくしかない」
のです。
そういう観点では、FPビジネスも含めたビジネスというのは、
「圧倒的に楽」
です。
なぜなら、ビジネスでは、対戦したくない相手と闘う必要はないからです。
では、どうやって対戦したくない相手と戦わない状態を作るのでしょうか?
対戦相手と戦わない方法
ビジネスにおいて、対戦したくない相手と戦わない方法の1つは、もちろん、
「仕事内容を変えること」
です。
でも、その方法はあまりおススメできません。
なぜなら、この方法は、スポーツ選手がスポーツの種目を変えるのと同じようなものだからです。
普通は、種目を変えて勝つことは、変えずに勝つよりも難しいですよね。
そうではなくて、、、
おススメは、
「仕事内容は変えずに、対戦相手を減らす」
という方法です。
対戦相手を減らす具体例
もし、今の仕事で、今の自分の実力では勝てないなと思ったら、戦いたくない対戦相手を減らしていきます。
例えば、
FPとだけ名乗ると、対戦相手はたくさんいます。
全国にFP資格を持っている人は、3級も含めると、60万人以上いますから、その全員が対戦相手になります。
でも、例えば、資産運用専門FPと名乗ると、対戦相手が一気に少なくなります。
資産運用のアドバイスに強くないファイナンシャルプランナーは対戦相手から除かれるからです。
さらに、1億円以上の資産家向けの資産運用専門FPと名乗ると、ますます対戦相手が少なくなります。
このように、自分の専門分野を明確にしたり、顧客のターゲットを明示にするなどすることで、対戦相手を減らすことができるのです。
仕事を変えなくても、対戦したくない相手と対戦せずに済むのです。
自信が持てるようになる
もしあなたが、
「今の仕事に自信が持てない」
「他のFPに勝てないと感じている」
のなら、是非この方法を試してみてください。
対戦相手が減って勝ちやすくなるとともに、自分に自信が持てるようになるはずです。