ビジネスの基本って、
『価値のあるものを売る』
ことですよね。
価値あると感じれば、人はものを買うし・・・
価値がないと感じれば、人はものを買わない。
これが当たり前なはずです。
でも・・・
僕は最近、この常識から外れた人の行動を目にしてしまいました。
特に価値がないものに、たくさんの人がお金を払う光景です。
これを見た時に僕は、驚きを隠すことができませんでした。
そして、それと同時にビジネスの新しい可能性を見た気がします。
非常に面白い現象で、FPビジネスに役に立つものだ思ったので今回はこの話をしていきますね。
子どもがカレンダーを売る
それでは、僕が一体どんなことを目にしたのかをお話しましょう。
それは、フェイスブック上での出来事でした。
僕は『スーパー秘書』という秘書サービスを利用しているのですが・・・
そのサービスを運営している方とフェイスブック上で繋がってるんですね。
そして、その方は子育てに関する投稿をよくしているのですが、これがとても面白いのです。。
基本的には奔放に育った子供のおもしろ発言を取り上げて投稿しているのですが、毎回毎回面白い内容でくすっとさせられてしまいます。
そして、そんな中その子どもたちが企画して、
『カレンダーを売る』
という試みをしたのです。
内容としては、来年の卓上カレンダーに子どもの写真とコメントを入れて販売するというもの。
オリジナル感満載のおもしろオリジナルカレンダーです。
販売の企画や商品作成、販売ページ作りも子どもたちだけでやったみたいですね。
カレンダーがバカ売れ
このカレンダーの案内はフェイスブックス上で行われたのですが・・・
結果は大盛況。
200個以上のカレンダーが売れ、20万円以上の売上になったそうです。
20万以上売るって、大人でも難しいですよね??
それが実現している様子を目の当たりにして、なかなかド肝を抜かれました。
あっぱれの一言です。
カレンダーなのに複数個売れる
カレンダーというのは、そこまで価値が高いものではありませんよね。
じっとしていても誰かからもらえたりしますし、わざわざお金を出す必要はありません。
しかし、そんなカレンダーを購入する人がたくさんいたのです。
しかも、1個だけではなく2個以上買う人が続出していたそうです。
カレンダーって、1個以上は要りませんよね。
なので、なおさら驚きです。
売れた理由は?
では、一体なんでこんなことが起こったのか?
ということですが・・・
やはり一番は、その子ども達のことや人間性、面白さを知っている人がたくさんいた。
ということになると思います。
フェイスブックを通して子どもの成長や、おもしろ発言を日頃から目にしていると、親近感が湧きますよね。
そんな子ども達が何かに挑戦しようものなら、応援したくなるのが人というものです。
だから、例え商品そのものに価値がなくても買うんですね。
人と人とのつながりでモノは売れる
このように、例え商品自体に価値がないものでも人と人の繋がりによってモノは売れるのです。
もちろん、これを読んでいるあなたは子どもではないので全く同じことはできません。
しかし、親近感を構築するのは誰にでもできます。
具体的には、何をすればいいのか?
ということですが・・・
アイデアを今から列挙していきましょう。
親近感を構築するアイデア
①日常の出来事を共有する
②趣味の話をする
③家族の話をする
④自分の過去の人生を語る
⑤独立のきっかけになったストーリーを語る
⑥自分が世の中をどう変えたいかを語る
⑦共通の敵(顧客の利益になる提案をしない業者など)について語る
⑧自分の欠点や苦手なことを語る
⑨自分の夢を語る
⑩失敗体験を共有する
ざっと挙げただけでも、これくらいはあると思います。
もし、あなたの顧客や見込み客があなたのこういったことを知らないのであれば・・・
あなたのビジネスが伸びるチャンスはまだある、ということになりますね。
このように、ビジネスの常識という思考の枠を外して新しい視点を取り入れるのも非常に良いと思います。
他の人はなかなかやっていないので、差別化にもつながるポイントだったりします。
そして、こういった繋がりができると、何かあった時にあなたのことをサポートしてくれる人が増えます。
それができると、ビジネスが強固なものになりますし、何より楽しくなるのでおすすめですよ。
P.S.
ちなみに、スーパー秘書のサービスはこちらです。
確かではないですが、FPライズの石塚からの紹介と言えば何か良いことがあるかもしれません。
P.S.2
メリークリスマス!