この話を聞いたとき、僕は衝撃を受けました・・・
事の顛末はこうです。
FPライズでは、FPXというオリジナルでホームページのシステムを開発しているのですが、システムの開発というのはお金がかかります。
初期投資に結構お金を払いましたし、技術は常に新しいものになっていくのでそれに適応するようにアップデートをするのにもお金を使う必要があります。
今回も、プログラミング言語のアップデートに伴い、ホームページのシステムがそれに付いていけるようにアップデートをシステムエンジニアさんにお願いしました。
まずは、修正する必要箇所がどれくらいあるのかをあぶり出す調査費に10〜20万。
これは、別に問題ありません。
その後で、じゃあ実際にアップデートに適用する為にはどれくらいの費用がかかるのかの打ち合わせを行ったのですが・・・
出てきた数字が衝撃
ここで出てきたのが、260万という数字でした。
え????
なんでそんなにかかるの!????
という感じでしたが、説明を聞く限りだとホームページシステムに使われた開発方法が、当時依頼をした会社のシステムに依存しており、自由にアップデートなどができないようになっている。
将来的なことを考えると、その会社のシステムに依存するのは良くないので大部分を作り直したほうが良い、とのことでした。
実は言うと、ホームページシステムの最初の開発はその時に付き合いのある会社にお願いをしたのですが、なんだか連絡が遅くなったり取れなくなったり等のトラブルがあったので、別の優秀なエンジニアを探したという経緯があったのです。
システムの中身がそんな感じになっているとは全然知らず、うまく引き継ぎができているのだとばっかり思っていたのすが、実際は違ったようです。
未来に繋がる投資じゃないのがキツイ・・・
開発したホームページのシステムというのは、自分で言うのもなんですが良くできていると思っており、今後もうまく使っていきたいと考えています。
(諸々の都合で今は一部の方にしか公開できていないですが、準備を整えてメルマガでも案内ができるようにしていく予定です。)
なので、将来的なことを考えるとここでアップデートをするという以外の選択肢は思いつかず、かかる費用は支払うしかありません。
260万円・・・
もし利益率が10%のビジネスをやっていたら、2600万の売上が吹っ飛ぶ額です。
幸いにしてそういったビジネスではないので取り返す為に必要な労力はそこまで必要ないですが、それでも痛いですよね。
これが将来的に収益を生み出す投資なら全然良いのですが、今回のアップデートは裏側の仕組みを修正するだけで、ビジネス的には何もプラスになる部分がありません。
だから、ただただ辛い出費なわけです。
経費になるのが幸いですかね・・・
あ、でもそういえばそれともう1つ、良いことがあります。
失敗談は素晴らしいコンテンツになり得る
それは、失敗談を共有できるということです。
失敗談というのは、良いコンテンツになり得ます。
情報発信をしようと思うと、相手の役に立ちそうな情報や他では聞けない話を発信しないといけないと思うかもしれませんが・・・
『人の不幸は蜜の味』
という言葉があるように、誰かが失敗した話って面白いですよね。
だから、自分が失敗した話というのは顧客と関係を作る時に良いネタになることが多々あるのです。
失敗談は興味を持って聞いてもらえる
例えば、
『投資詐欺に引っかかって1000万円を損した話』
なんかは、興味を持って聞いてもらえます。
「え、なになにどんなことがあったの!?」
となりますからね。
さらに、それがきっかけでお金の猛勉強をしてFPになったというストーリーがあったとしたら、なぜだか良くわからないけれども
「この人はそんな苦労をしてFPになったのだから、信頼できる人だろう」
と思ってもらえる確率は高くなったりします。
なので、失敗談というのは自分の価値を高める手段になり得るのです。
失敗談があるならうまく活用しよう
だから、もし失敗談があるのならどんどんそれを前に出していきましょう。
世にいる専門家は、自分をよく見せようとしている人の方が圧倒的に多いです。
その中で、失敗体験もシェアできる専門家になれば、印象に残りやすいですし親しみも持ってもらいやすくなります。
成功だけしている人よりも、手痛い失敗をしてそこから這い上がったり、学びを得た人の方が面白いのは間違いありません。
・・・というわけで、そんなこんな色々と書いて、これが真実なのは間違いないのですが、、、
でも260万は痛いな〜