「もしもし、そちらで靴の
インソールを作りたいんですけど・・・」
ついさっき、僕はこんな電話をしていました。
最近、趣味だったテニスを再開したの
ですが、どうもテニスシューズの
履き心地がしっくりこない。。
これは、インソールで調整する
しかないと思い、ホームページを
見て電話をかけたのです。
ちなみにですが、このホームページは
不親切で、問い合わせの電話番号を
探すのに30秒くらいかかりました。。
ウェブではこれは致命的なので、
すぐに問い合わせ先が見つかる
ような設計ができるようにしたいですね。
で、、、
今回、問い合わせをした経緯というのは、
ホームページでインソールを検索
↓
良いと思った所に電話
という典型的なパターンではありません。
電話を受けてくれた方は、
「どこで当店をお知りになったんですか?」
と聞いてこなかったから
わからなかったと思いますが、、
実は、ウェブだけで完結している
訳ではなかったのです。
きっかけは検索じゃない
僕が問い合わせをしたきっかけ
というのは、、、
「通っている整体院の先生に教えてもらった」
というものです。
前にもメルマガで少し書きましたが、
僕は高校の頃にテニスで肩を痛めて
しまい、それを治す為に整体院に通っています。
そこで歩き方や靴の重要性を教わって、
ついでに信頼できるインソール屋さんを
紹介してもらったのです。
こういう経緯があって、
ホームページを検索して
電話をしたという訳ですね。
見落としがちな経路
これは、話を聞く限りでは
「なんだ、普通じゃん」
と思うかもしれません。
でも、自分でホームページを作って
集客をすることを考えると、こういった
「リアルからの集客経路」
というのを無視しがちなんですよね。
ホームページ集客というと、、、
「SEOで上位表示をして・・・」
「リスティング広告でアクセスを集めて・・・」
「質の良いページを作って
コンテンツマーケティングで・・・」
など、、、
『ウェブ上で完結する施策』
だけに目が言ってしまう場合がほとんどです。
FPに多いパターン
でも、それだけじゃないんですよ。
僕がやったように、
『人から紹介を受けホームページを
検索し、問い合わせをする』
という人もいる訳です。
また、
『雑誌でコラムを書いているのを見て、
気になって検索をした』
というパターンだったり、
『たまたま受けたセミナーに
講師として登壇していて、
後で気になってホームページを見た』
ということもあるでしょう。
また、
『懇親会で名刺交換をした後、
興味があったのでウェブで検索した』
ということも考えられます。
つまり、ウェブ以外のリアルな場も
密接にホームページと繋がっている訳です。
表面だけを真似てもダメ
ここがわかっていないと、
他のFPのホームページを見て、
「このFPのホームページからは
問い合わせが月に10件以上ある
らしいから、同じようなものを作ろう!」
とやってみても、同じ結果を
得ることはできません。
なぜなら、そのFPが
「リアルで持っている影響力」
をコピーすることはできないからです。
ウェブ上に出ている情報だけでは、
全部を推し量ることは不可能です。
もっと外に出よう!
なので、もしホームページからの
集客を考えている場合は、
ウェブだけで完結して考えないで下さい。
リアルな場での活動も、
ホームページの成果に影響を与えます。
全部が全部、密接に繋がって
いる訳ではありませんが、
見込み客と名刺交換をして
仕事の話をしたり・・・
執筆の仕事を受けたり・・・
セミナー講師としての活動を
したりなど・・・
こういった活動も、
ホームページからの集客に
繋がる場合があるのです。
ウェブだからといって
閉じこもってばかりではダメです。
外に出て積極的に活動を
することも必要ですよ。