先日、お付き合いのある
FPの方から面白い話を聞きました。
それは、
『固定金利期間選択型の
住宅ローンを借りている人に対して、
固定期間が終わって変動金利に
移行する際に金利を引き下げる方法を
成果報酬でアドバイスする』
という方法についてです。
これは、相談者にとってメリット
しかないサービスなので魅力的ですよね。
実際に、このサービスを提供した
お客さんには大変喜んでもらえたとのことでした。
そして、その方からこんな質問を受けました。
その質問は、
『このサービスを受けてくれるお客さん
をホームページで集客できないか?』
というものです。
さて、この質問について、
あなたがどう考えますか?
ホームページからそのお客さんは
集客できるでしょうか?
それとも、できないでしょうか?
この答えは・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
“できない”というのが正答だと思います。
なぜなら、
『固定金利期間が終了して
変動金利になるけど、変動金利の
金利を下げられないかな・・・』
と考えてホームページを検索する
人はほぼ存在しないからです。
検索する人が存在しないということは、
ホームページを作っても意味がありません。
なぜなら、誰も見てくれないからです。
という訳で、このケースではホームページを
使った集客は向いていないということになります。
このように・・・
ホームページは必ずしも
万能な集客方法ではありません。
ターゲットとしている人が誰かによって、
有効かそうでないかが決まってきます。
そこで、ホームページ集客がどんな時に
機能して、どんな時に機能しないのか?
ということをお話していきたいと思います。
ホームページが機能しない場合
まず、どういう場合にホームページ
集客が機能しないかというと、
『あなたが提供するサービスを
能動的に検索をする人がいない』
場合です。
インターネットを使って情報を
探すというのは、テレビと違って
受け身ではありません。
『こういう情報が欲しい』
『こんな悩みを解決したい』
という欲求を自分で持って、
自分の意志で行動をしています。
そして、その意思というのは
『検索キーワード』
になって表れてきます。
なので、あなたの提供する
サービスに関連するキーワードが
検索されない場合は、
ホームページからの集客は見込めません。
ホームページが機能する場合
次に、ホームページが機能する場合に
ついてですが、これはさっきの逆ですね。
『こういう情報が欲しい』
『こんな悩みを解決したい』
という欲求を自分で持って、
自分の意志で行動をしており、、、
あなたの提供するサービスに関連する
キーワードが検索される場合です。
検索がされるのなら、その人たちが
欲しい情報を与えてあげることによって、
問い合わせを獲得することが可能になります。
また、検索数が少ない場合でも
『その検索キーワードを入力する
人が強い欲求を持っている』
場合は有効である場合があります。
例えば、
『住宅ローン 離婚』
などのキーワードですね。
このキーワードで検索する人は
深刻な問題を抱えています。
なので、検索数が少なくても
問い合わせに繋がる可能性が
高かったりします。
こういった感じで、
『数』だけではなく『質』も
考えていくのもポイントです。
バーチャルな世界ではない
以上が、ホームページ集客が
機能する場合と機能しない場合の
大きな違いになります。
大事なのは、検索する”人”のことを
考えるということですね。
ホームページと聞くとバーチャルな
世界を想像しがちですが、そんなことはありません。
結局は、パソコンの向こうに人が座っています。
なので、その人たちの行動や気持ちを
考えることが結局は重要になってきます。
新しいサービスをホームページで
集客を考える場合は、この考え方を
参考にしてみて下さいね。