自宅オフィスより
執筆者:中西雅司
先週、大学のときのサークルの後輩といっしょに、4人で飲みに行ってきました。
10年ぶりくらいに会う後輩もいましたが、あまりそんな感じもせず、とても楽しい時間でした。
私は大学のときは、色んなスポーツをするサークルに入っていたのですが、もちろん、スポーツ自体にも力を入れていました。
でも、最も力を入れていたのは、そうではなく、、、
「余興」
でした。
盛り上がる余興の3要素
毎年、3月になると、先輩が卒業をしていくので、送別会で毎回、先輩に楽しんでもらうための、余興をやっていたのです。
お酒を飲みながら、2ヶ月くらい前から打ち合わせをして、
・どうすれば笑ってもらえるか(笑い)
・どうすれば感動してもらえるか(感動)
・どうすれば驚いてもらえるか(サプライズ)
を考えていきます。
札幌で雪の中、ドン・キホーテに、みんなで余興で使うグッズを買いに行くこともありました。
大学卒業後の余興
今回、一緒に飲みに行ったのは、その時の密な時間を一緒に過ごした仲間です。
大学を卒業するまで、4回その余興をやりましたが、当然、大学を卒業すると、余興をする機会はなくなってしまいました。
ですが、一度楽しみを覚えてしまった私達は、新たな場を求めます。
それが、
「結婚式」
です。
結婚式の友人による余興の時間で、よりレベルの高い余興を追求しました。
例えば、JR東日本で働く後輩のために、青森のJR東日本の最北端の駅である
「三厩(みんまや)駅」
の駅長さんにお祝いの言葉をもらい、東京の新宿駅まで199駅を回って映像にしたこともありました。
みんな会社員をしながら、スキマ時間を使って。
100人近くの結婚式の参加者の方々が、スタンディングオベーションで喜んでくださったことは、今でも、鮮明に記憶しています。
はじめて「やりたい」と思ったこと
私にとって、この余興はとても大きな経験でした。
なぜなら、人生ではじめて、
「心からやりたい」
と思ってやったことだからです。
それまでの人生は、自分で何かを選択したことはほとんどなく、
「やらなければならない」
という気持ちで動いてきたことばかりでした。
勉強にしても、部活にしても、割と辛い時間が長かった。
ですが、この余興は、人に喜んでもらいたいという気持ちで、自らやりたいというWantの気持ちで行動したものです。
結果として、時間も労力もかなり取られたはずなのに、充実しているし満足度もめちゃくちゃ高かかったのです。
独立系FPで稼げる人を増やしたい
私はこのような経験から、
「やりたいという気持ち」
で動くことの大切さを知りました。
心の充実度が全然違う。
だから、多くの人に、プライベートではやりたいことをやってほしいし、仕事面でも、多くの人に「やりたい仕事」をやってほしいと思っています。
独立系FPという仕事は、それが実現しやすい仕事です。
価値が非常に大きな仕事ですし、お客様から、心からのありがとうをもらえる仕事だから。
なので、この仕事で稼げる人をもっと増やしたい。
そんな想いで、これからも、FPがビジネスとして成り立つために役立つ情報を提供していきますね。
年末まであと27日。
来年の万全のスタートダッシュを切ることができるよう、全力で駆け抜けていきましょう。