あなたのホームページは、こう見られてる・・・【パート2】

石塚駿平

それでは、前回の記事の続きをお話していきます。

 

 

実際にどう歯医者を選んでいったのか、

ということからお伝えしていきます、、、

 

 

2、できるだけ多くの選択肢を比較した

 

 

探し初めのときは、

できるだけ多くのホームページを見て比較しました。

 

キーワードを打ち込んでグーグルで検索をし、

でてきたホームページの中から関連しそうなものを

片っ端から開いて行きました。

 

この時に使ったキーワードは、

 

「歯医者 根管治療」

「歯医者 根管治療 名医」

 

です。

 

このキーワードを打ち込んだ時に

出てきたホームページをドンドン開きました。

 

たぶん15〜20くらいは開いたと思います。

選ぶのに失敗したくないですからね・・・

 

ここから自分が持っている基準を使って、

比較して行くという作業に入って行きます。

 

 

 

【これをFPとしてどう考えるべきか?】

 

 

この段階の行動から、意識するべきことが2つあります。

 

まず、検索結果にあなたのホームページが

表示されなかったら、見られもしないということです。

 

僕も実際に、1ページ目に表示された

ホームページしか開きませんでした。

 

検索結果のデータによると、

2ページ目に表示されたホームページの

クリック率は大体1%以下です。

 

ほぼ見られないですね。

 

なので、検索した時に自分のホームページが

見られるかどうかが重要なポイントになってきます。

 

もう1つは、インターネット上では

複数のホームページが「比較される」

ということです。

 

インターネットは、

比較がされやすいメディアです。

 

今見ているホームページから移動して、

別のホームページを見るのは簡単ですよね。

 

それに、僕もそうでしたが、

多くの人は選択を失敗したくないのです。

 

お金と時間を使うからには、

間違い無い選択をしたいと強く思っています。

 

なので、ホームページから集客をしたいのなら、

「比較される他のホームページよりも魅力的であること」

が必須のポイントになってきます。

 

もし他のホームページと比較された結果、

そのホームページの方が良かったら、

あなたの所にお客さんはやってきません。

 

 

3、使っている器具を確認した

 

 

Q&Aサイトや掲示板で調べた結果、

僕の歯の治療には専門的な器具が必要なことがわかっていました。

 

何でも、唾液が患部に入らないようにするマスクみたいなものと、

歯の中を詳しく見る顕微鏡みたいなものがあると成功率が高いようです。

 

なので、比較対象になったホームページの中から

その器具を使っていない所は除外しました。

 

 

【これをFPとしてどう考えるべきか?】

 

こういった基準をお客さんが持っている場合は、

その基準を満たさないことがわかると、

対象から外されてしまいます。

 

FPの場合は、使用する器具のようなものはありませんが、

お客さんがもっている選択基準があるのなら、

それを満たしていることを伝える必要があります。

 

例えば、「豊富な相談実績があること」を選ぶ基準として

持っている人に対しては、それをしっかりとアピールしないといけません。

 

 

4、専門性があるのかどうかを見た

 

 

専門的な知識があるのかどうか、

その治療を専門的に行っているかどうかを見て行きました。

 

片手間でやっている人よりは、専門的に

その治療をやっている人に診てもらいたかったからです。

 

また、治療の内容や専門知識が多く

のっているかどうか注目しました。

 

やはり、情報量がしっかりとしている

ホームページの方が信頼感がありましたね。

 

逆に、情報量が少なかったり、

専門性がなさそうな所は選ばないことにしました。

 

 

【これをFPとしてどう考えるべきか?】

 

 

まず、ホームページに載っている情報量は

多い方が良いということです。

 

「保険の正しい選び方」だったり、「住宅購入に失敗しない資金計画の立て方」

など、専門的な情報ががしっかりと載っている所は、信頼感があります。

 

見た人に専門家だと思ってもらえるからです。

 

また、専門性があることを伝えてるのも良い方法です。

 

「住宅購入のスペシャリストです。」と言われた方が、

「何でも相談して下さい」と言われるよりも魅力的ですよね。

 

 

5、どのような考え方や、治療方針なのかを見た

 

 

利益を求める歯医者もいるということがわかっていたので、

どんな考えで治療を行っているのかは重要なポイントでした。

 

なので、その歯医者の考え方や治療方針が

わかるページがあったら、そのページを見て行きました。

 

中でも魅力的だったのは、「歯を抜かないでも済むように」

という考え方で治療を行っている歯医者です。

 

こういう考え方でやっている所は、

自分の意向にあっていました。

 

「自分の歯が抜かれるんじゃないか」

とビクビクしていたので・・・

 

というわけで、しっかりとした考え方・治療方針が書いてあり、

それに共感できる所を選んでいきました。

 

 

【これをFPとしてどう考えるべきか?】

 

 

自分がどういう考えで仕事をしているのか、

それをしっかりと伝えて行く必要があります。

 

例えば、FPに相談したいと思う人の中には、

「利益優先の提案をされたくない」

と思っている方がたくさんいます。

 

こういった方に対しては、

「お客さんの利益を最優先する」という考えで

やっていることをしっかりと伝えることが有効です。

 

この考え方や理念の部分は、

よく見られるポイントでもあります。

 

「そう思っているだけ」ではダメです。

しっかりと伝えていかないと意味がありません。

 

 

6、アクセス情報を確認した

 

 

その歯医者の場所を確認しました。

 

もちろん、自分の家から遠すぎる所は選択肢から外れます。

 

ただ、数回しか行かなくて済むなら

少し遠くてもいいかな、と思いました。

 

自宅から50分圏内くらいの所に

絞っていく感じです。

 

また、アクセス情報がわからない所が1つありました。

何でかよくわかりませんでしたが、そこは除外です。

 

 

【これをFPとしてどう考えるべきか?】

 

アクセス情報は必ず載せましょう。

 

お客さんの悩みが深い場合は

アクセス情報を一生懸命探してくれますが、

そうでない場合は、わかりづらいと選択肢から外れる場合があります。

 

注意しましょう。

 

また、車でのアクセスが多い場合は、

駐車上の情報もしっかり記載した方が良いです。

 

来店型の場合は、

アクセス情報を載せないのは論外ですね。

 

 

7、料金を確認した

 

 

治療にかかる料金を見て行きました。

 

ここで、明らかに高い所と料金体系が不明瞭な所は

選択肢から外れました。

 

料金が分からないのは本当に恐いです・・・

 

また、治療にかかる回数がわからない所も恐かったです。

 

何回も通って、合計の料金が高額に

なるんじゃないかと不安になりました。

 

 

【これをFPとしてどう考えるべきか?】

 

 

多くのFPの方にお話を聞いてわかったことですが、

料金を心配するお客さんは多いようです。

 

「高額の料金を取られるんじゃないのか・・・」

「何か売りつけられるんじゃないのか・・・」

 

という不安はつきもののようです。

 

FP相談自体がまだまだメジャーではないので、

どんな料金体系なのかわからない人が多いです。

 

だから、恐いと思うのは当然だと思います。

 

一回の相談料金だけを記載しても

不安に思う人は多いですよ。

 

追加の料金がないかどうかなど、

お客さんのが不安に思う事を先回りして対処しましょう。

 

 

 

 

・・・さて、ここらへんまでが

僕がどの歯医者を選ぶのかを決めて行った手順です。

 

こういった流れで、

どこを選べばいいのかを考えて行きました。

 

ここまでで、条件に合わない所を

切って行き、候補を3つくらいに絞りました。

 

また長くなってしまったので、

次回で残った選択肢の中から1つを選んでいった

流れを解説していきたいと思います。

 

かなり詳しく見て行っていますが、

お客さんはこういったことを無意識のうちにしてるんですね。

 

それでは、次回をお楽しみに。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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