「丸投げ集客」はうまくいかない

つくばの自宅より
執筆者:石塚駿平
    

今週、とあるFPの方と打ち合わせをする機会がありました。

その中で、ちょっと話題に上がったことがあります。

それは、集客に関することです。

その方は、商品販売を行わないFPとして独立して3年ほど経つ方なのですが、独立当初はいろんな集客方法を試してみたそうです。

今は軌道に乗っているのですが、いろんな経験をする中で分かったことがある、ということを話してくれました。

それ何かというと、

『丸投げって、絶対うまくいかないよね』

という話です。

魅力的に聞こえる甘い言葉

例えば、

「うちに任せてくれれば、お客さんが集まるウェブ集客の仕組みを作れますよ」

というものだったり、

「こちらで集客をして、1件あたり○万円で送客します」

というリーズ案件だったり、

「お金を払ってくれれば、福利厚生のサービスの1つとして掲載するので、お客さんが入ってきます」

というものですね。

そういった『お金を払ってくれれば、集客できますよ』という類のものは、独立当初は魅力的に映ったそうです。

しかし、いざやってみると上手く行かない。

お金だけがどんどん無駄になる、という状況になってしまったとのことでした。

丸投げが上手く行かない理由

なぜ、集客を丸投げすると失敗するのか?

ということですが、これには色々な理由があります。

・丸投げ集客サービスを提供する会社は、とにかくお金を払ってもらう為に甘い言葉を並べて契約を取るけど中身が伴っていない

・他の業種だったら良いけど、FPの場合は集客の難易度が高いので上手く行かない

・FPの仕事への理解がないので集めてくるお客さんの質が噛み合わない

こういったところでしょうか。

また、仮に上手くいく集客丸投げの方法があったとしたとしましょう。

その場合、簡単に上手くいくんだったらと同じ方法に多くの人が飛びつきますよね。

そうなると、競合が増えてその集客方法はすぐに上手くいかなくなります。

なので、結局ダメになります。

独立したばかりは特に危険

FPとして独立をする時は、

「集客をしたいけど、どうすればいいのかわからない・・・」

という状態になりがちです。

その状態の時に、

「お金を払ってくれれば、全部こっちでやりますよ。丸投げできますよ。」

というような言葉は、非常に魅力的に聞こえてしまうんですよね。

でも、丸投げで上手く行っている人の話を、僕は聞いたことがありません。

あ、そういえば記事の執筆代行とかもそうですね。

今はAIを使ってこんなすごいことができます!みたいな営業をしてそうですが、これも上手く行っているケースを見たことはありません。

成果が出る方法

こういった丸投げではなく、どうやったら成果が出るのかという話なのですが、やっぱり

『地道な努力を続けられるか』

これに尽きると思います。

・足を使って人に会いに行って自分の価値を伝える

・参加人数一人でもいいからセミナーを開催する

・お客様の声を毎回の相談のたびに取って、それをホームページにアップする

・質の高い情報提供を、継続してやっていく

そういった地道な努力を続けることができるFPが、長い間生き残っていると感じます。

楽して集客は幻想

逆に言うと、上手く行っていないFPというのは、

・なるべく楽に集客したい

・できれば家から一歩も出ないで自動で集客できるようにしたい

・自分の力ではなく、他の人に助けてほしい

という傾向にあると感じます。

でも、FPビジネスを軌道に乗せるには大きなパワーが必要です。

家で椅子に座っているだけでは、それは難しいでしょう。

成功するFPの心構え

FPとして独立して成功する為に必要な心構えは、

「集客は丸投げをして楽をしよう」

ではなくて、

「集客に繋がることであれば、どんな小さいことでも実践しよう」

というものです。

今は亡きマーケティングのレジェンド、ダン・ケネディはこういった言葉を残しています。

『私は100人を集客する1つの方法は知らない。しかし、1人を集客する100通りの方法を知っている』

これこそ、FPとして成功するために必要な心構えだと思います。

ぜひ、この心構えを持って、他人に過度に頼らずに地道な努力を続けていきましょう。

甘い言葉に誘われて、高い授業料を払う前に。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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