相続相談に自分なりにどう取り組んでいのか?
これは私自身の課題なのですが相続分野の
相談業務をやっていきたいけれど、
あまりノウハウがない。
そして正直に言うと自信もない。
こんな状態でありながら話だけは
ありがたく頂くのですが、
結局自分では完結する自信がなくて
司法書士や税理士さんに話を
振ってしまっていました。
しかし、ご存知のように
彼らは専門業務の解決は得意では
あるものの総合的な解決と
なるとまた話が違ってくる。
やっぱり自分でしっかり勉強して、
取り組んでいくのがいいのか。
でも、得意分野でもないし。
グルグルグル。。。
こんな感じで堂々巡りだったのですが、
先日ひとつの方法に新しい可能性を
見出しました。
それが何かというと...
FP間 〇協業 ×競業
結論から言うと、
相続に詳しいフィー型FPと
提携することにしました。
その方はその方でフィーを頂きます。
私はというと初回相談は2人で無料で
行って相続専門FPとの契約をおススメし
相続FPの方がある程度セッションが
終わった後に不動産、保険、運用で
相談がしたいということであれば私が行う。
こういう感じにしたのです。
初回面談でダブルFPによるヒアリング
をすることによって、
問題解決の幅が格段に広かったのです。
私は相続には弱いけど、不動産に強い。
提携をしたFPの方は、相続に強いけど不動産に弱い。
金融関係はどちらでも対応可能なのですが、
そこは臨機応変にやって、
もし保険がベストソリューションの場合は
共同募集などで対応していこうか。
と、こういう感じになりました。
両方できるFPが意外に少ない
いやいやそんな面倒なことしないで
ひとりのFPが全問題を解決すればいいのでは?
と思いますよね。
そりゃ私もそれができれば理想です。
しかし今回ジョイントして思ったのは、
FP2人でコンサルティングをしていると
自分では思いつかなかった考え方や
提案方法が普通に出てくるということです。
FP2人間で事前にベストソリューションを
模索しておいて、
いい方をお客さんに提案できるというのは
お客さんにとってはスーパーメリットですよね。
私にとってはとりあえず最初は私に相談してもらえば
チームで行うことによって相続に対しても
ベストソリューションを提案できるようになったことになり、
とてもとても大きなことです。
利益の握りしめは終わりの時代へ
一昔前はなるべく自分の中で完結して
取れる利益を最大化するというのが
主流というかビジネスでは当たり前の
ことだったかと思うのですが、
最近は【競争】から【協奏】へのトレンド転換を
顕著を感じています。
これを自分なりにどうかみ砕き、
ビジネスに落とし込んでいくかですが、
ご存知の通り【協奏】をしすぎると、
事業の継続が危うくなることがあります。
こうならないためには、
自分の専門性の軸をしっかりと持って、
そうではないとこは積極的に
ジョイントしていくことが最適解の
ではないかと思うようになりました。
その分野の第一人者や顧客の方を
向いて仕事をしているFPと積極的に
関わっていくことで
FP通しお互いに長く社会のために
そして第一に顧客のために仕事が
できるような気がしてなりません。