「これやばいよ。
簡単に成約になって、
1案件で粗利300万円!」
「新しい事業を思いつきました。
今までにないサービスで、
みんなの役に立てると
思うんですっ!!」
興奮美味に新しい儲けの種や
未来への構想を話す人。
額面上の話を聞く通り、
その通りやればいきなり
年収3,000万円くらいいくよね
という印象を持ちます。
「ふーん、そうなんだー。
すごいねー」
みたいな感じで話を聞いて
いるのですが、
決まってこれらの人にある質問を
すると答えられなく
なるものがあります。
なんだと思いますか?
集客が一番
「でもどうやって集客するの!?」
という質問をすると、
「これから考える。」
「どうしたらいいと思います?」
とかこんな感じになるケースが
ほとんどです。
折込チラシを入れるとか
ネットで広告を出すとか、
何個かその場で考えたような案が
返ってくることも多いのですが
効果は出なそうなものが
ほとんどです。
ビジネスモデルが優れていても、
集客ができなければ
それは意味を成しません。
当たり前の話なのですが、
私は改めて思います。
集客がすべてで、
集客ができるものが
ビジネスを制するんだと。
集客代行ビジネスが流行
まさにこの考え方は、
あらゆる業界を支配し始め、
私が主戦場としている住宅業界も
例にもれず集客代行ビジネスが
レッドオーシャン化しています。
お金になるため広告費を大量投下し
営利目的の企業がわんさか参入して
きているのです。
そのため住宅会社そのものも、
住宅紹介業者に客を取られ、
(本末転倒)
お客さんを紹介される立場に
なり下がっているところも
目立つようになりました。
またそこを逆手にとって、
エンドユーザーではなく
住宅紹介所にしっかりプレゼン
したほうが受注を取れたりするような
状況にもなりつつあります。
いわゆりワイロもあり
業者が紹介所の個人にお金を渡し
優先的に紹介してもらう
なんていう荒業もあるくらい。
※この手の話はすぐ漏れる
倫理的には?ですが、
まあそうなるよね・・・
そこに顧客メリットなど
もうないわけです。
相談業で競合する時代
最近目立つのは
他のどこかに行ってから
私のところへ来たり
私のところへ来てから
他のところへ行く人が
目立つようになっています。
つまり何が言いたいのかというと、
相談所の比較がはじまっている
ということです。
東京の人は何を今さら・・・
とお思いになるでしょうが、
私のような地方民にとっては
大きな変化です。
「相談業?なにそれ?」
から、
TVで相談業のCMが複数社
バンバン流れる時が来るとは
想定外でした。
「まずは家を建てる前に、
相談所に行こう。」
となったのは革命的です。
ただ私たちのような小規模
事業者には同じことは
できませんから、
コツコツ地道にひたすら
情報発信を継続して、
顧客のために他社のできない
レベルまで寄り添い、
感動を作り上げる。
これを楽しめるかどうかが
結局のところビジネスを
継続できるかにも繋がり、
結果集客にも繋がっていくと
思うのでした。
あなたの活動エリアの
競業状況はいかがでしょうか?
手遅れになる前に、
・すべきこと
・やろうと思っていること
・やった方が良いと前から思っていたもの
は行っておいて損はありません。