あけましておめでとうございます。
2018年になりましたね。
私は、この記事を元旦に
東京の銀座で書いています。
普段は人が溢れている銀座も、
今日ばかりは、ほとんどのお店がお休み。
人通りもほとんどありません。
1年で一番銀座が静かな日
かもしれませんね。
さて、あなたは、年末の石塚さんの
こちらの記事、読まれましたか?
「2018年、あなたは何を目指しますか?」
http://abaql.biz/brd/archives/zinuva.html?s=1&u=6394
内容を簡単に要約すると、
「FPが独立して成功するには、
何よりも、『軸(ビジョン・信念)大切』」
ということでしたね。
私も石塚さんと同意見です。
とても大切な内容ですので、
もし、まだお読みでないなら、
是非読んでみてくださいね。
今日は、私がこの記事を
読んで思い出した、
「ビジョンのおかげで、
成功が1年以上早まった事例」
について、
お伝えしたいと思います。
必死に動いた独立1年目
私がFPとして独立して
1年が経とうとしている
の時のことです。
まだ月収が10万円にも届かず、
「いつになったら成功できるのか」
との考えが、毎日のように
頭をめぐっている状態でした。
私は、保険会社の出身でしたので、
保険以外の知識がほとんど
ありませんでした。
そのため、何とかその他の
分野にも挑戦したいと考え、
「住宅ローン」
に業務を広げようとして、
とにかく必死に動いていました。
そんな中、朗報が届きます。
時給10倍の仕事
ある住宅ローンの会社から、
「住宅ローンの申込みが
決まったお客様に対して、
住宅ローンの手続き方法を
説明する仕事」
の依頼があったのです。
仕事の依頼があっただけでも
嬉しかったのですが、
さらに、当時の私にとっては、
条件も破格でした。
当時の私の時給は500円
程度でした。
なぜなら、ライフプランの
作成料も安く、
作成にも時間がかかって
しまっていたためです。
それに対して、この仕事は
時給5000円。
10倍です。
収入だけ見れば、とても
魅力的な仕事でした。
でも、私はこの仕事を
その場で断りました。
なぜなら、、、
ビジョンに救われた私
その理由は、私が
「この仕事を受けると、
すぐに収入は増える。
でも、私が実現したいこと
にはつながらない。」
と考えたからです。
もし、この時、FPとして
実現したいことが明確で
なかったなら、
きっとこの仕事を受けていた
と思います。
最低限の収入にはなりますから。
でも、私には、実現したいこと
がありました。
なので、自信をもって、
「住宅ローンの仕事を断る」
という判断をできました。
今から振返ってみても、
もしあそこで仕事を受けていたら、
成功までの時間が最低でも
1~2年遅れていただろうなと感じます。
実現したいこと(=ビジョン)
に救われたのです。
ビジョンは必ず見つかる
私は多くのFPの方の相談を
受けますが、
最初は、ビジョンが全然ない方も
大勢いらっしゃいます。
でも、それはビジョンが
ないのではなく、
“気づいていないだけ”
です。
もし、今あなたが
「なぜFPの仕事をやっているのか?」
に対して、明確な答えがないのなら、
あなたの過去の経験を深く振り返って
みてください。
そして、2018年はビジョンを
明確にして、前に進んでみてください。
そうすれば、2017年とは全く
違った世界が見えてくるのでは
ないでしょうか。
P.S.
ちなみに、私はこの
時給5000円の仕事を
断ったことを、
翌日の夜に、妻(当時は結婚前)
にとても嬉しそうに伝えました。
「自分が実現したいことには
つながらない仕事だから、断ってきたよ」
と。
すると、、、
めちゃくちゃ怒られました。
時給500円の人間が
時給5000円の仕事を
断ったのだから、当然ですよね。
でも、今は
「あの時、断って良かったね。」
と言ってくれています。