先日、打ち合わせをした方より
『LINE@の集客塾に行っている』
という話を聞きました。
LINE@というのは、簡単に言うと
LINEのビジネス版みたいなものですね。
普通のLINEは個人間のチャットがメインになりますが、
LINE@を始めると登録をしてくれた
多数の人に一気に情報を送ることができます。
LINE@というのは比較的新しいものなので、
『LINE@を活用した集客術!』
みたいな情報を見たことがあるのではないでしょうか?
そして、新しいものなのでどんなものだか興味があったりしませんか?
そこで今回はLINE@に関する僕の考えをお話してみたいと思います。
"魔法のツール”ではない!
まず声を大にして言いたいのは、
『LINE@は使えば集客がガンガンできる魔法のツールではない』
ということです。
LINE@の集客方法を教える人は、
「開封率はメルマガの20倍!」
「メルマガはもう古い!」
「新時代の集客法!」
みたいな形で、あたかも魔法のツールのように紹介をしています。
ただ、こういった人たちはライン@の活用法を教えてお金を稼ごうとしているので、
完全にポジショントークですよね。
冷静に判断するには、こういった売り手側のメッセージを真に受けずに
自分の頭で考える必要があります。
LINE@集客の全体像
冒頭でお話をしたライン@の集客塾に行っている話を聞くと、
恐らくですがやっていることは
■フェイスブックやインスタグラム等の媒体を複数使ってライン@の登録を増やす
■ライン@で登録者とコミュニケーションを取り、セミナー等の案内をする
■セミナーに来てくれた人に商品を案内し、成約を獲得する
こういうことだと思います。
恐らくですが、ほとんどのライン@集客ノウハウはこんな感じなのではないでしょうか。
ここで気付いてもらいたいのは、
ライン@というのは、
『登録をしてくれた人にメッセージを届ける媒体』
つまり、”メディア"だということです。
LINE@以外に必要なもの
ライン@というのは、それだけで集客が完結する魔法のツールではありません。
■ライン@に登録してもらう為に登録ページにアクセスを集める
■登録してもらった人に対して成約率の高いページを案内し集客する
(大抵の場合、ランディングページを使うことになるかと思います)
■集客した人から高い収益が発生するようなビジネスモデル
これらが揃って初めて有効な集客ツールとして機能します。
この全体像をしっかりと押さえた上でライン@を使うのならいいですが・・・
『なんとなく新しくてすごそうな感じがするからやってみよう!』
という感じで全体像がわかっていないままお金をつぎ込んだりするのはあまりおすすめしません。。
個人的には使ってません
また、個人的な立場ですが、僕はLINE@は使っていません。
理由としては、LINE@はつまることろメルマガと同じ機能を持っています。
そして、LINE@はまだ歴史が浅いので今後どうなるかわかりません。
もしかしたら、
新らしいメッセージアプリが登場してLINEは過去の遺物になってしまうかもしれません。
そうなると、せっかく集めた登録が無駄になってしまうので、リスクが大きいですよね。
同じ危険性はメルマガにもありますが、メルマガは長く使われ続けています。
「メルマガはもう古い!」
ということは少なくとも10年前からはことあるごとに言われ続けて来ていますが、
現状を見る限りそういうことはなさそうです。
相互交流のデメリット
また、LINE@の大きな特徴として
「気軽に1対1のコミュニケーションができる」
ことが挙げられます。
ラインは気軽にテキストを送ったりするものなので、ハードルが低いんですよね。
質問に答えてもらったり、
逆に質問をしてもらったりなどの相互交流がしやすいメディアです。
なので、
この機能をうまく使って登録者との信頼関係を構築していくことができそうなのですが・・・
個人的に暇ではないので時間が取れないんですよね。
あと、即時的な対応が求められるのは嫌いなのでやりたくないです。
肝心な全体像を押さえよう!
このような理由があるので、
僕はやっていないのですが、、、
LINE@の使い所を理解した上で、
見込み客がパソコンではなくスマホを主に使う層なのであれば、
FPでも試してみる価値はあると思いますよ。
何はともあれ、大事なのはしっかりと全体像を把握して
『LINE@はマーケティングのどのようなプロセスでどう使うことができるのか』
を理解することです。
これができれば、
どんな新しいものが登場しても惑わされることなく的確な判断をすることができるはずです。