FP独立後、もっと早くやれば良かったこと②

中西雅司

涼しくなってきましたね。

今年も明日で、9ヶ月が終了。

残り3ヶ月です。

思う存分やりきって、良い1年にしていきたいですね。

さて、先週は、

「FP独立後、もっと早くやれば良かったこと」

というテーマで書きました。

内容としては、

「お客様の声を集める」

ということについて。

ついつい、忘れたり、後回しになってしまうお客様アンケート。

その理由として、

・心理的なハードル

・技術的なハードル

の2つがあるというお話をしましたが、、、

前回は心理的ハードルについて

前回は、そのうち、

「心理的ハードルを超える方法」

についてお伝えしました。

前回記事

FP独立後、もっと早くやれば良かったこと

さて、今回は、

「技術的なハードルの超え方」

についてお伝えしていきます。

前回の内容と合わせて活用をすることで、

「お客様の声が着実に集まり」

そして、、、

「集客力・成約率が高まり続ける状態」

を構築できるはずです。

技術面の最大のハードル

お客様の声のアンケート。

これを集めるにあたっての、技術面での一番のハードル。

それは、、、

「何を質問すればよいか」

ではないでしょうか。

私は、最初にアンケートを取れなかった理由はこれでした。

つまり、

「何を聞いたら、正解なのか」

がわからなかったのです。

必ずアンケートで聞くべきこと

なので、今日は、

「お客様の声として使うことを目的としたアンケート」

を行うにあたって、

「必ず聞くべき2つのこと」

について、お伝えしていきたいと思います。

必ず聞くべき2つのこと。

それは、、、

「ビフォーとアフター」

です。

ビフォーとは、

「相談前の悩みの状態(ビフォー)」

です。

アフターとは、

「相談後の変化した状態(アフター)」

です。

これらを質問することによって、

お客様が、

・元々どんな悩みを持っていて、

・あなたの相談を受けたことによって、どんな変化となったのか。

を明確になります。

見込み客が一番知りたい情報です。

具体的な質問文(ひな形)

具体的な質問としては、ビフォーの質問例としては、こちらです。

【ビフォーの質問例】
「相談を受ける前はどのような悩みや問題を抱えていましたか?」

そして、アフターの質問例としては、こちら。

【アフターの質問例】
「相談を受けて、どのような点が良かったですか?(得られたものは何ですか?)」

この2つの質問となります。

ちなみに、アフターの質問に追加して、

「今後の人生にどのようなメリットがあると思いますか?」

という内容を聞くことで、より幅広い声を拾うことも可能です。

その他の質問項目は?

なお、

その他の質問としては、以下のようなものがあります。

ライバルの違いを際立たせる質問として、

「◯◯とは、何が違うと思いますか?(何が違いましたか?)」

というもの。

また、

あなたの人柄などを聞く質問として、

「相談者の応対や人柄はいかがでしたか?」

といったものもあります。

こういった質問を組み合わせていくことで、

「あなたのサービスの価値や魅力が伝わりやすいアンケート」

となります。

参考にしてみてくださいね。

次のハードルとその超え方

さて、アンケートの項目が決まったら、後は、お客様に聞けばいいです。

でも、もう1つ、実施にあたっての大きなハードルがあります。

それは、、、

「アンケートをすること自体を、忘れてしまう」

ということ。

相談業務をやっていると、アンケートは必須ではありませんので、

ついつい忘れてしまう傾向があります。

なので、それを防ぐために、やるべきことがあります。

それは、

「相談の流れの中に、【必ずやること】として、組み込んでしまう」

ということ。

そうすることで、忘れにくくなります。

例えば、うまくいっている例として、

「相談終了後に送る、お礼メールにアンケートを入れる」

といった方法があります。

他にも色んな方法があると思いますが、

「相談の流れの中に強制的に組み込む」

ことができれば、忘れないようになります。

オンライン面談の場合のアンケート

最後に、オンライン面談の場合のアンケートについて。

オンライン面談の場合は、アンケートを対面で書いてもらうことができませんよね。

なので、パソコンやスマホで入力ができるものを準備しておくと良いです。

オススメしている方法は、

「Google フォーム」

です。

Google フォーム
https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/

これを使えば、誰でも無料でアンケートを作ることができます。

作成は簡単。

そして、依頼も簡単。

一度作成をしてしまえば、

「面談の最後や、面談終了後のメールなどで、URLを送付する」

だけです。

私と同じ後悔はしてほしくない

今日は、アンケートの技術的な面についてお伝えしました。

私自身、アンケートをやっていなくて、本当に後悔をしました。

もっと早くやっていれば、もっと早く売上が上がっていったはずです。

なので、もし、あなたがまだアンケートをやっていないなら、いち早くアンケートを始めることをオススメします。

あなたの活躍をこれからも応援していますね。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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