楽な人間関係を実現する"自分のトリセツ”

石塚駿平

今週の水曜日、とある
セミナーに参加してきました。

とはいっても、ビジネス関係の
セミナーではありません。。

人間関係についてのセミナーです。

正確な金額は忘れましたが、
参加費は30万か40万くらいでした。

そのセミナーに参加した理由は、
結局ビジネスも人間関係が
ベースになっているのと、

『どんな人と人生を過ごすのか
で人生の質がかなり変わる』

という実感があったからです。

この分野は投資してでも学ぶ
価値があると感じていました。

FP業界の人と付き合う時も、

『特に何かやりたいとかないので、
保険が売れれば何でもいいんですよ』

という人と付き合うよりも、

『こういう理想があって、
それを実現したいと思ってます。

周りからは難しいんじゃないかと
言われるけど、できるってことを
証明したいんです!』

という人と仕事する方が絶対に楽しいですしね。

自分の”トリセツ”を作る

なので今回は、そのセミナーで聞いた

『特に使える話』

をシェアしたいと思います。

それは、、、

『自分の”トリセツ”を作る』

というアイデアです。

どういうことかと言うと、、、

人間なら誰でも、

『こういうことをされたら嫌だー!』

ということがありますよね。

例えば、

『待ち合わせの時間に遅れて来るのが許せない!』

『何か別のことをしながら話を聞かれると嫌』

『これから寝ようとしてる時に邪魔されたくない』

こんな感じのものです。

みんな感じ方は違う

でも、こういったことって、

“当てはまる人もいるけど、
当てはまらない人もいる"

というものですよね。

なので、

"自分が気にならないから相手も
気にしないと思ってそれをしたら、
相手を怒らせてしまった"

ということがよく怒ります。

夫婦喧嘩の原因でよくありそうですね。。

そこで、こういったことが起こらないように、

『自分はこういうことをされたら嫌だよ〜』

という”自分の取り扱い説明書”を
作って相手に予め渡しておく、
というのがこのアイデアです。

本当に良い関係を築きたいと思う
相手とこのトリセツを共有すれば、
スレ違いが減りそうですよね。。

応用ができそう?

そして、このアイデアを聞いた時、

『これって仕事でも使えそうだな〜』

と感じました。

例えば僕は、執筆系の仕事を
しているときに邪魔をされると
かなりイラッとします。

集中している時に話しかけられたり
するのがどうしてもダメなんでよね。。

同じように、そういう時に電話が
鳴ったりするのも最悪です。

そういう時は基本的に電話に
出ないようにしているのですが、
かかってくるだけでもストレスです。

でも、これって誰にも当てはまる
ことではないですよね。

どんな時でも人に話しかけられるが
ウェルカムな人もいますし、、、

電話がかかってくると、

『電話が鳴った!やったー!』

と思う人もいます。

なので、自分の特性というのは
しっかりと相手に伝えないと
伝わることはありません。

『言わなくてもわかってくれるだろう』

というのは、プライベートの人間関係でも、
仕事の人間関係でも間違いだと思います。

お客さんとの関係構築にも

もっと言うと、このトリセツの
考え方はお客さんとの関係でも
使えそうですよね。

自分の考えていることを
お客さんが勝手にわかってくれる
ということはまず有り得ません。

特に新規のお客さんならなおさらです。

なので、例えば・・・

『私はこういう考え方を持っています。
なので、○○ということはしません。』

こういうことを説明する”トリセツ”を
お客さん用に持っておくのも良さそうですよね。

そうすれば、そのルールを守ってくれる
人だけがお客さんになります。

そうすれば、楽しそうじゃないですか?

『自分はこういう風に仕事をしたいけど、
なかなかそれが実行できない』

という悩みは、相手にそれを伝える
というシンプルな方法を実践することで
解決することもよくあります。

こうやって考えていくと、
自分の”トリセツ”を作っておくのは
とても良いアイデアだと思いませんか。

僕も早速取り組んでみたいと思います。

あなたも、自分の”トリセツ”、
作ってみてはどうでしょうか?

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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