最近ふと思ったことがあります。
それは、
「大人になってから音楽を聴かなくなったな〜」
ということです。
学生の頃は耳にイヤフォンを突っ込んで、
学校に通う間や帰りによく聴いていました。
ちなみに、僕が音楽を聴き始めた時は小さい透明のケースに入ったMD(ミニディスク)が主流でした。
ツタヤでCDを借りてきて、MDコンポを使ってダビングしてた記憶があります。
そして、それをウォークマンに入れて聴く。
懐かしいですね。
高校生くらいになると、iPodが出てきました。
そして、大学生になった時にiPhoneになりましたね。
そこから今まではあまり変わっていないですね。
書きながらなんだか懐かしい気分になってきましたが、学生の時に音楽について不思議に思ったことがあります。
なんで新しい曲はなくならないのか
何を不思議に思ったかと言うと、
「なんで世の中には既に良い曲が溢れているのに、新しい曲がどんどん出てくるんだろう」
というものです。
例えば、2000年から新しい曲が一切出なかったとしましょう。
それでも、一生をかけても聴ききれない曲が世の中にはあるはずです。
そして、素晴らしい曲はその中にいくらでもあるのは間違いありません。
しかし、きっと世の中のほとんどの人はそれで満足はしないですよね。
「今一番流行っている曲は何だろう?」
「あのアーティストが新しい曲を出した」
「次はどんな曲を作るんだろう」
このようなことに必ず興味が行くはずです。
実際に、世の中ではこういうことは大きな話題になりますよね。
"生存本能"が答え
その時は、ちょっと疑問に思っただけなのですが・・・
最近読んだ本にその答えが書いていました。
人が、既にあるものだけでは満足せずに新しいものを追い求める理由。
それは、
『生存本能』
にあるらしいです。
もし、人間に新しいものを追い求める習性がなかったとしましょう。
同じものを食べ、同じところに住み、同じことを繰り返す。
何万年も前からこの習性が保たれていたとしたら、今日の人類はどうなっていると思いますか?
"新しいもの"を人類が求めなかったら?
きっと、人類は今ほどは繁栄していないですよね。
今まで食べてきた食べ物が取れなくなった時、代替の食べ物がなくて餓死してしまったり、、
住む場所が固定されているので気候変動や災害の影響をもろに受けてしまうことになります。
しかし、新しいものを追い求めることで・・・
色々な食べ物を食べるようになり、餓死のリスクが低くなったり、、
新たな居住地を開拓することで、様々な環境に対応できるようになります。
こういったことができる人間の方が生存確率が高くなるので、人間の脳というのは
『新しいもの』
に対してポジティブな反応を示すようになったようです。
脳からドーパミンが出るように進化した
もっと具体的に言うと、人は新しいものを見たり聞いたりした時にドーパミンが脳から出るように進化したみたいですね。
だから、既に膨大な数の良い曲が世の中に溢れていても、
『新しい曲を聴きたい!』
という欲求は残り続けることになります。
という訳で、新しい曲が世の中に出続けるというのはこれからも変わることはないでしょう。
ビジネスでも応用できる
こんな感じで僕の疑問は人間の生存本能という説明で解決されたのですが・・・
『新しいもの』
に対してドーパミンが出るというのは、ビジネスにおいても見逃せない事実です。
ドーパミンが出ると人は幸せや満足感を感じます。
そして、人は幸せや満足感を感じる為にお金を払いますよね。
だとしたら、あなたのFPビジネスは顧客にドーパミンを出させるようなものであると有利、ということになります。
新しいものを提供する人になろう
では、何をすればいいのかというと、自分が顧客に対して
『新しいものを提供してくれる人』
という存在になればいい訳です。
「顧客にとって新しい情報を提供してあげる」
「新しく始まった制度を解説する」
「新しく始まった便利なサービスの紹介をする」
こういうことをすれば、顧客の脳からドーパミンが出ます。
その結果として、契約を続けてくれたり、新しい相談が来たりなど・・・
『この人との繋がりを保ちたい!』
と思ってくれる可能性は確実に高くなるでしょう。
これはあくまでビジネスの一側面ですが、参考にできる部分はあるはずです。
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