AI時代、もう一度「新しいもの」が生まれる

駅前のカフェより
執筆者:中西雅司
   

今日は少し個人的な話から始めさせてください。

実は、私は昔から家庭用ゲームが大好きです。

1983年に発売された当初からファミコンをやっていた世代で、RPGやシミュレーションゲームに夢中になった時間は、数え切れません。

でも、そんな私が最近、少し寂しさを感じていることがあります。

有名シリーズばかりの時代に

それは、最近は、

「有名シリーズばかりが目立って、新しいタイトルが少なくなってきたこと」

です。

ドラクエ、スーパーマリオ、ファイナルファンタジー、ゼルダなど。

もちろん、どれも名作で、私も大好きな作品ばかり。

ですが、昔はもっと「これは何?」というような、まったく新しいゲームに出会える楽しみがありました。

でも、今は、あまり見かけません。

変化が激しい時代だから

理由はおそらく「開発費」。

企業としては、開発費にお金をかけて大きなリスクを取って新しいものを出すより、既存の人気シリーズに少し手を加えて発売する方が安全で、確実に売れる。

だから、「新しいもの」が生まれにくくなっているのだと思います。

変化が激しい時代なので、仕方ありませんが、やっぱり少し悲しい。

でも、、、最近、AIの進化を目の当たりにして、少し希望を感じています。

AIの進化が、流れを変える

それは、AIを使えば、これまで莫大な費用と時間がかかっていた開発作業が、ぐっとコンパクトになるはずだからです。

人間の手だけでは不可能だったスピードとコストで、新しいゲーム開発を進められるようになってくるはず。

そうなれば、再び「新しいもの」がどんどん生まれる土壌が整っていきます。

もしかしたら、もう一度新しいゲームが続々と現れる時代がくるかもと思うと、ワクワクします。

長々とゲームの話をしましたが、、、

このような、

「コストをかけずに、新しいものを生み出せる」

というのはゲームに限らず、あらゆる分野においても同じことが言えます。

独立系FPにとってはまさに追い風

当然、私たち独立系FPにとっても、まさに追い風。

AIを活用すれば、人を雇わずとも、集客、サービス開発、資料作成といったあらゆる仕事を効率的に行えるようになります。

少ないコストで、個人が新しいサービスを生み出し、企業と同じ土俵に立てる時代が、本格的に到来しているのです。

「お金や人手がないから無理」と思っていたことも、今は工夫次第で実現できます。

ホームページに書く文章も、ロゴも、動画でさえも、AIがサポートしてくれて、圧倒的な時間短縮ができます。

AIは、人を雇うとしたら数時間くらいしか働いてくれない毎月わずか数千円という金額で、凄まじいパワーを発揮してくれます。

ぜひ、上手にAIを味方につけて、もっと自由に、もっと柔軟に、私たち独立系FPの価値あるサービスを広げていきましょう。

これからもあなたの活躍を心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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