FP相談を迷っている人への最後の一押し

神保町のカフェより
執筆者:中西雅司

   

昨日の夜、週間天気予報を見ていたら、見事に「雨マーク」がずらり。

いよいよ梅雨入りですね。

この時期は、湿気とともに、少し気分も重くなりがちですが、今年は東京では今のところ例年よりかなり涼しい気がします。

あなたの地域はいかがですか?

さて、最近では、この

「梅雨に関連付けたキャンペーン」

をよく見かけるようになりました。

飲食店や小売店、サロンなど、さまざまなお店で実施されているようです。

数年前まではあまり見なかった気もしますが、今や季節の定番イベントになりつつあるのかもしれません。

雨の日はどうしてもお客様の足が遠のきますよね。

なので、きっと、来店数が減る業種も多いはず。

だからこそ、

「雨の日に来てくれた方に、ちょっとしたサービスや割引を」

という発想はとても理にかなっています。

この発想は、私たち独立系FPの販売促進にも、取り入れやすいものです。

FPの販売促進策として

FPの相談については、一般的な来店と比べるとかなり前に予約をすることになるので、

「梅雨だから相談の予約件数が減る」

ということはあまりないのかもしれません。

でも、梅雨の時期に合わせて、例えば、

「梅雨入りキャンペーン」

を行うのは、相談件数アップにつながるシンプルで効果的な工夫です。

例えば、梅雨の期間中の予約や相談であれば、相談料を割引で提供したり、何か特典をつけたりなどです。

こういうものをホームページに記載しておくと、相談するかどうか迷っている人の最後の一押しになる可能性は十分にあります。

梅雨だけではなく色々ある

このような、季節あるいは特定の時期に合わせたキャンペーンというのは、梅雨の時期に限らず、色んな場面で使うことができます。

こういったことを上手に使えると、相談件数を増やすことができる可能性があります。

また、上手に使うと、当日のドタキャンも防ぐ効果も期待できます。

なぜなら、「この日を逃すと割引にならなくなる」という心理につながるからです。

今日お伝えした梅雨あるいは雨の事例以外だと、具体的には、このようなものが考えられます。

・最高気温が35℃超えると割引

・母の日、父の日キャンペーン(お父さんお母さんにライフプランのプレゼントで割引など)

・結婚記念日キャンペーン(夫婦で来てくれたら割引など)

・誕生日特典(誕生日の前後1週間の相談予約なら割引など)

・開業◯周年キャンペーン

など、季節や特定の時期に合わせた工夫はまだまだ考えられます。

いずれも、ほんの少しの工夫と告知で実現できますし、「ちょっと面白いFPさんだな」と印象に残るきっかけにもなります。

他にも色々とありそうですので、ぜひ、あなたも考えてみてくださいね。

迷っている人の一押しに

FPに相談するということは、多くのお客様にとって、とてもハードルが高いこと。

なので、こういった季節や時期に合わせたキャンペーンも、上手に活用してお客さんの行動を後押ししてあげましょう。

ぜひあなたのビジネスにも取り入れて、相談につながるきっかけづくりをしてみてください。 

これからもあなたの活躍を心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

関連記事