親近感が問い合わせを生む

自宅のオフィスより
執筆者:中西雅司
   

先週、両親が東京に遊びに来ていたので、一緒に食事に行ってきました。

両親が宿泊するホテルの近くの、はじめて行くお店を予約していたのですが、いざ扉を開けてみると、、、

「あ、このお店の方、北海道が大好きなんだな」

というのが、一発で伝わってきたんです。

壁には富良野や美瑛の絵画や写真が飾られていて、反対の壁を見ると、北海道の市町村のカントリーサインのマグネットがずらり。

メニューを開けば、生ラムジンギスカンにザンギと、北海道色満載。

北海道好きの私は、それだけでワクワクしました。

何年も前から知っている感覚

お店の方に話しかけたくて仕方なかったのですが、忙しそうだったのでなかなかタイミングが来ない。

最後に会計のときに、ようやく話しかけることができました。

すると、やはり、

「北海道が大好きで、よく行くんですよ。特に道東が好きで」

とのこと。

私も北海道好きなことを話したら、そこからはもう、あっという間。

たった数分で、何年も前から知っているような感覚で会話が弾んでいきました。

お店に行く前は、

「このあたりの駅に来ることはないし、今回限りかな」

と思っていたのに、帰り際には「また来たいな」と自然に思っていたのです。

お店側が何かを「売り込んだ」わけじゃなくて、ただ、好きなものを素直に出しているだけ。

それなのに、気がついたら私はリピーター顧客になっていたのです。

親近感が問い合わせを生む

このことは、FPの仕事でもまったく同じことが言えます。

あなたのホームページのプロフィールに、趣味や好きなこと、プライベートの情報を書いておく。

それだけで、同じ趣味を持つ人などが「なんか気が合いそう」と感じてくれて、問い合わせのきっかけになることがあります。

あるいは、最初の面談で趣味の話になって、いつの間にかすごく盛り上がり、関係性がグッと縮まる、ということも。

関係性が縮まると、いいことが増える

また、関係性が早い段階で縮まると、他にも色々といいことがあります。

まず、成約率が上がりやすくなります。

「この人なら信頼できそう」という感覚が先にできているので、サービスの説明をしたときに受け入れてもらいやすくなります。

そして、アドバイス後のお客さんの行動も進みやすくなります。

信頼している人の言葉だから、動いてみよう、と思ってもらいやすい。

だから、お客さんの結果も出やすくなるし、リピートや長期の契約につながりやすくなります。

そして何より、相談自体が楽しくなりますよね。

「仕事をしている」というよりも、「好きな話をしながら、役に立てている」という感覚になるはずです。

AI時代だからこそ、人間味が武器になる

AIがどんどん便利になっている今だからこそ、「人間味」はこれまで以上に大切な武器になっていくと考えています。

ですので、仕事のスキルや実績だけでなく、趣味や好きなこと、日々の何気ないエピソードも、できるだけ積極的に出していきましょう。

FPの実力で差別化することは非常に大変ですが、趣味やプライベートでの差別化は簡単です(例えば、出身地や住んだことがある都道府県を書くだけでも差別化になります)。

少しでも参考になればうれしいです。

あなたの活躍をこれからも応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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