成功に3年もかかりません

無印良品のカフェより
執筆者:中西雅司

  

石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない。(松下幸之助)

FPとして独立して成功をするということに関しても、この言葉はまさにその通りだと感じます。

石の上にも三年という言葉。

この言葉は、たしかに、

「簡単にあきらめてはいけない」

「続けることが大事だ」

という意味で言えば、とても良い格言です。

捉え方を間違ってはいけない

しかし、この言葉で間違ってはいけないのは、

「成功するには、最低3年はかかる」

という捉え方をしてしまうこと。

なぜなら、良い選択、良い行動をした場合は、FPの事業を軌道にのせるまでに3年もかからないからです。

大事なので、もう一度いいますが、3年もかかりません。

実際、半年、1年で軌道にのせてしまった人もいますし、私自身も、なんの準備もなく独立し、その後、たくさんの選択の失敗をしてきたにもかかわらず、2年ちょっとで軌道にのせることができました。

なので、決して、3年はかかるなどと思い込むことなく、「できるだけ早く軌道にのせる」という気持ちを持って、行動を続けてください。

早く軌道にのせるポイント

では、FPとして独立して、早く軌道にのせるためには、どういう選択・行動をすればよいのか?

それについては、これまでのメルマガでも色々と書いてきていますが、いくつかポイントがあります。

今日は、そのうち、特に重要な2つを書いておきますね。

1つ目のポイント

1つ目は、成功者から学ぶということ。

先日、石塚さんからご案内があった谷崎さんのような、成功者がそのノウハウを教えてくれる機会を活かすということ。

なぜなら、成功者がやっていることを知ると、たどり着くべきゴールが明確になるからです。

例えば、マラソンにおいて、もし、ゴールが明確になっていなければ、ゴールを探しながら走る必要がありますよね。

そうなると、早くたどり着くことは難しい。

ですが、マラソンでゴールが明確になると、全力でそこに向かって力を発揮できるし、早くたどり着くこともできます。

これと同じように、成功者のノウハウを知ることによって、早い段階でゴールを明確にすることは、早く事業を軌道にのせるためには、とても重要なことです。

2つ目のポイント

そして2つ目は、できる限り早く実務をやること。

FP相談を仕事にしたいのなら、できるだけ早く、実際にFP相談をやってみることです。

過去の私は、この失敗をしていましたが、相談をしない状態で、セミナーや知識を学ぼうとうすると、あまり頭に残らないはずです。

なぜなら、どの情報が特に重要で、頭に残しておくべきなのかがわからないから。

例えば、資格試験の勉強をするときに、テキストを1通り読んでから、問題集をやっても、ほとんど記憶に残っていないのと同じです。

先に問題集をやって、試験に出る場所を明確にしてからテキストを読む。

早い段階でFP相談業務を

これと同じで、できるだけ早い段階で、FP相談業務をまずやって、

・相談業務に必要な知識は何なのか

・特にどの知識を重点的に学ぶ必要があるか

・逆に、学ばなくても良い知識は何か

を明確にする。

その上で学びをしていくことで、効率がぐっと上がります。

できるだけ早く、相談業務をやってみる勇気を出して、やってみてくださいね。

もし、その勇気が出ないあなたは、私が仲間と作っているNiHOMEも使ってみてください。独学で、相談業務の実践を積むことができます。

今日はこれくらいにしておきます。少しでもあなたの行動が進むきっかけになれば嬉しいです。

FPという価値ある素晴らしい仕事・サービスで、多くの人を幸せに、笑顔にしていってください。

あなたの活躍をこれからも応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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