目が¥マークなFP

昆知宏

「やっぱりそうっすね。
めちゃくちゃスッキリしました。

希望が持てました。
ありがとうございました!」

先日こんなことをお客さんに、
言われました。

FPとして当たり前であり、
変わった見解を示したわけでもなく

教科書に書いてあるような
普通の答えを出しただけ。

この方の状況は、

借金300 万円。
うち200 万円はカードローン。

毎月の返済額は 3万円ちょっと。

延滞は一度もしたことはなく、
最近少し収入が増えたから 3 万円は、
余裕で返していけます。

「でも最近、

住宅ローンの審査に落ちたのですが、
なんとかならないでしょうか??

実は他のFPの方にも半年前くらいに
相談したことがありまして、

そのときに3 万円・・・」

さて、ここで問題です!

そのときに3 万円についてどういう
アドバイスを受けたのしょうか?

逆にある意味凄い提案

¥_¥

いやさすがにFPとして、
アドバイスしている以上、

そんな完全に目が¥マークに
なっている人なんて、
いないと信じたい。

私たちはFPとして活動する以上、
お客様の資金計画に最善の答えを
出すのが使命ですよね。

しかし残念なことに、
びっくりするくらいの

ミスリードをしてしまう方が
残念ながら存在するようです。

さっきの3 万円の話に戻ります。

この場合家を建てたいのであれば、

まずは月3 万円のカードローンを
完済することが大事。

最近余裕があるのなら、
3万円にプラスしてカードローンを

できるだけ早く返してしまい
まず住宅ローン以前に、

“生活費を借りない”という状況を
作りだすことが先決ですよね。

スーパー普通なアドバイスです。

と思いきや、

「その時に毎月 3万円の積立保険に
入ったんです。」

とお客様。

「え?なんで?(この状況で?)」

と思わず口に出してしました。

FPのイメージが悪くなる

「老後が不安ですよと言われて、
月3万円の変なんとか保険に入ったんです。

老後には2倍にはなっているでしょうって。

でも最近EUとかいろいろあって
たぶんめっちゃ減ってます。

実はなんか腑に落ちてないところも
あるですけどぶっちゃけどうなんですか?」

とお客様。

私は変額保険がいいとかダメとか、
そういうことを言うつもりはありません。

お客さんの意向確認を
しっかりとるのが義務ですので、

意向確認の結果、変額保険が
ベストであればそれでも
別に良いでしょう。

でも、、、

家を建てたくてローンに落ちて、
カードローンがあって返せる
余力が増えたのに、

余力を変額保険に加入させるのは
どう考えてもおかしいでしょ!?

と思ったわけです。

お客さんも違和感を感じたまま
「信用してください」という
FPの一言で加入したでそうです。

東京都知事の舛添さんではないですが、
法的にOKなら何やっても言い状態です。

この場合FPという資格をもって
総合的に理想のライフプラン実現を
図るのであればまずはローン完済。

生活費を借りない家計状態まで
言ったらそれでしばらく試験運転し

もう本当に大丈夫になったら、
住宅ローンの審査をまだしてみる。

(延滞がないならそれで通るはず)

これがセオリーだと思うのですが、
あなたはどう思いますか?

FPってなんなのか?

以前に出た何かのセミナーで、

FP=「Fファイン、 Pプレイ」

というのを冗談交じりに話していた方がいました。

でもこれは的を得ていて、
お客さんの問題をベストな方法で

解決することが我々FPな使命なわけです。

つまりどれだけファインプレイを
出せるかがその人の技量とも言えます。

一方で目が¥マークなFPは完全に

FP=「Fフェイリュアー(失敗)、Pプレイ」

です。

お客様のソリューションを
提示するのではなく

自分のところの手数料計算で
頭がいっぱい。

クリニックに行ったら、
病気でもないのに利益の高い

薬をガンガン提案されたような
感じでしょう。

本当は薬なんか飲まなくても、
全然免疫だけで治せるような
状態だったのです。

(実際この相談者のかたはこんな感じ)

だから冒頭の言葉が生まれたわけです。

「やっぱりそうっすね。
めちゃくちゃスッキリしました。

希望が持てました。
ありがとうございました!」

この言葉からも、
セカンドオピニオンって

FPの世界こそ大切なのかもと
思いました。

セカンドオピニオンが当たり前に
なれば変な提案はまず不可能。

結果みんながファインプレイを連発
するようになればきっと素晴らしい
世の中になりますもんね。

お客さんにためになることを
すれば収益となって私たちに
必ず帰ってくるはずです。

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この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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