まずは、はしごを昇ろう

羽田空港より
執筆者:中西雅司
    

「もし、はしごをかけ違えていれば、一段ずつ昇るごとに間違った場所に早くたどり着くだけである。」

これは、7つの習慣で有名な、スティーブン・R・コヴィーの言葉です。

はしごをかける場所を間違えてしまったら、せっかく昇っても、たどり着くのは間違った場所ですよね。

どれだけ努力しても、方向が違えば遠ざかるばかりです。

だから、まずはしっかり考えて計画して、正しい場所にはしごをかける。

それが大事だという意味の言葉だと思います。

経験がないと、どこにかければいいかわからない

ただ、一方でこんなケースもありますよね。

「考えてもわからない。どこにはしごをかければいいのか、いくら調べてもイメージがつかめない。」

特に独立したばかりのFPにとっては、集客も、面談の流れも、サービスの設計も、何もかもが初めてです。

正解がわからないまま考え続けても、なかなか答えは出てきません。

そういうときは、考え続けるのではなく、

「間違ってもいいからまず昇ってみること」

が大事だと思います。

なぜなら、はしごを昇って上から見下ろせば、「ここじゃなかった」ということも、「次はあそこにかければよさそうだ」ということも、はっきりと見えてくるからです。

私自身、半年間迷い続けた

実際、私が会社を辞めて最初の半年間は、まさにこの状態でした。

FPとして独立する方法をネットや書籍でとにかく調べ、計画を立てては

「これでいけるだろうか。いや無理だ」

と考え直す。

その繰り返しで、結局ほとんど動けませんでした。

いくら調べても、うまくいくイメージがどうしてもつかめなかったのです。

ところが、思い切ってFPが集まる場に足を運んでみたら、状況が一気に変わりました。

ネットや本ではまったく出てこなかったようなリアルな話を、あっという間にいくつも聞くことができたのです。

「そういうことだったのか」という気づきが、その場でいくつも得られました。

まず昇ってみることが、成功の第一歩

正解がわからない中では、最初は怖いかもしれません。

間違えたらどうしよう、という気持ちもあると思います。

でも、考えてもわからないことは、動いてみて初めてわかることがほとんどです。

間違えたとしても、それは「次はここではない」という大事な情報になります。

それは、間違いではないですし、失敗でもありません。

まず行動してはしごを昇ってみる。

例えば、

・FPの集まる場に行ってみる
・異業種交流会に行ってみる
・SNSのアカウントを作って投稿してみる
・知り合いのモニター相談をしてみる
・名刺を作ってみる

など、色んなはしごのかけ方があると思います。

一度はしごを昇ってみれば、正しい場所がみつかる気づきやヒントが見えてくるはずです。

これからも、あなたの活躍を心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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