10月1日からFP相談料金を値上げしました

執筆者:昆 知宏
    

10月1日から、初回相談料とコンサルティング料金を改定しました。

初回相談料はこれまでの約2倍。

コンサルティング料金も約25%値上げすることにしました。

自分で決めたこととはいえ、なかなか大きな価格改定になりました。

ただ、今回の値上げについては、以前から考えていたことでもあります。

価格改定に、旧価格との比較はない

私のビジネスは、基本的にリピート契約を前提とせず、常に新規のお客様を集客していくスタイルです。

そのため、今回のような価格改定でも、既存のお客様に対して旧価格からの値上げをお願いするという話にはなりません。

新しく相談に来られるお客様にとっては、その時点で提示されている料金がすべてです。

つまり、旧価格と比較して高くなったと感じることもありませんし、値上げの理由を説明して納得してもらう必要もありません。

もちろん、価格が上がれば申し込みをためらう方はいると思います。そことの兼ね合いがあって、長年価格を据え置いていました。

自分のサービスが安すぎると感じていた

今回、価格を上げた一番の理由は、正直なところ、自分自身のサービスが安すぎると感じていたからです。

私は以前から、無料相談には少し抵抗がある方を主な顧客層として考えてきました。

無料だから相談するのではなく、きちんと対価を払って専門家に相談したい。そういう方に選んでいただきたいと思っているからです。

ところが最近は、無料相談が怪しいと感じる方にとって、相談料が安すぎる有料サービスも、結局は安心感につながらないのではないかと思うようになりました。

もちろん、料金が高ければ信頼されるという単純な話ではありません。

ただ、提供しているサービスの内容や専門性に対して、あまりにも価格が低いと、かえって価値が伝わりにくくなることもあるのではないか。

自分では十分な価値を提供していると思っており自信もあり、価格だけを見ると、その価値を自分自身で低く設定しているようにも感じました。

値上げは、経営者自身が決めること

価格を上げれば、申し込みが減る可能性はあります。

特に新規集客が中心のビジネスでは、価格が集客に与える影響を無視することはできません。今回の改定が正解なのかどうかも、実際に運用してみなければ分からないと思います。

それでも、価格を上げることを必要以上に恐れる必要はないと考えています。

もちろん、根拠なく値上げを繰り返すのは違います。サービスの価値や提供内容、顧客層とのバランスを考える必要があります。

ただ、自分のサービスに対して適正だと思える価格があるのであれば、最終的には自分で決めるしかありません。

自分が納得できる価格で仕事をする

今回の価格改定によって、今後どのような変化が起こるのかは、まだ分かりません。

申し込み件数や成約率に何らかの変化は出るでしょう。

いずれにしても、実際の結果を見ながら、必要であればまた見直していけばいいと思っています。

個人で仕事をしていると、価格を決めることも、サービスを設計することも、すべて自分の判断です。

だからこそ、周囲の相場や他社の料金だけに合わせるのではなく、自分が提供している価値と、自分自身が納得できる価格を考えることが大切なのだと思います。

今回の値上げは、単純に収益を増やすためだけではありません。

自分のサービスに自信を持ち、その価値に見合う価格で提供していくための一つの決断です。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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