家庭教師が使う効果的なメッセージ

石塚駿平

コピーライティングに使える
アイデアを1つお伝えしましょう。

これは、

『言い回しをこうすればいい』とか、

『”前代未聞の”とか”究極の”みたいな言葉を使えばいい』

みたいな小手先の方法論ではありません。

“文章のウラに隠れた考え方”を
お伝えしていきます。

家庭教師のアルバイト

僕は大学の時に、家庭教師の
アルバイトをしていました。

有名私立大学の付属高の中学生や、
中学受験を控える小学6年生から、、、

簡単なプラスマイナスの計算ができない
野球バカの中学生まで幅広く教えました。

(ちなみに、野球バカの中学生は3ヶ月で
2次方程式が解けるようになりました!
やればできるもんですね。)

で、この家庭教師のアルバイト、
注目してもらいたいのはそのビジネスモデルです。

僕がアルバイトをしていた時、
授業料(1時間2,000円)は
まるまる僕の方に入る仕組みでした。

つまり、いくら家庭教師が一生懸命教えても、
運営元の会社には1円も入ってこない、
という形になっていたいのです。

どうやって収益を得ているか?

でも、お金が入らないと事業として
やっていくことはできないですよね。

なので、当然ながら家庭教師の
運営会社にお金が入る仕組みがあるのです。

あなたは、それが何だかわかりますか?

・・・

・・・

・・・

正解は、、、

『初回契約時に高額の教材を売る』

です。

家庭教師を始める前に、

「これを使えば勉強の効率があがりますよ!」

と言って、数十万円の教材を販売するのです。

ただ、あくまで個人的な意見ですが、
これはほぼ詐欺的な感じですね。

中身は普通のテキストと変わらないのにも
関わらず、値段が数十倍になっています。

こういったことをやっているのは
元々教材の販売会社で、教材を売る為に
家庭教師を上手く利用しているのです。

(なので、自分の子どもに家庭教師を付けたい
と考えているのなら、こういう手法に注意して下さいね。)

で、さらに具体的な方法をお話しすると、、、

最初の体験授業みたいなのに来るのは
ベテランの家庭教師かつやり手の営業マンです。

営業スキルの相当高い人が来るので、
子どもはやる気を出し、親は教材を買わされます。

本当に、うまーいこと買わされるみたいです。

学校のテキストだけで十分だと思うんですけどね。。

で、その後は大学生アルバイトの
家庭教師を当てていく、という流れです。

ちなみにですが、こういった会社に当たった
場合は何とか理由を付けて教材の購入を断り、
来た家庭教師が“当たり”であればOKです。

顧客獲得の為のメッセージ

こういった構造があるので、
このタイプの家庭教師の会社は、

『いかに初回の取引を成功させるか』

に全力を注いでいます。

なので、善悪は別にして、
最初の顧客を獲得する為の
マーケティングのレベルが高いです。

で、そういった高いレベルの
マーケティングを行なっている会社が
どんなメッセージを出しているかというと、、、

『勉強がニガテな子は”勉強のやり方”がわからないだけです!
正しいやり方を知れば、簡単にテストの成績がアップします。』

こういう意味合いの言葉をよく使います。

こういった言葉が、家庭教師の案内の
小冊子やホームページに頻繁に使われているのです。

問題の原因はあなたではない

この言葉には、実は大きなポイントがあります。

それは、、、

『問題の原因は、あなたにはないんですよ。
本当の原因はあなたの外にあります。
だから、あなたは悪くありません。』

ということを伝えている、ということです。

コピーライティングのアイデアとして、

『見込み客の自尊心を傷つけてはいけない』

というものがあるのですが、
これはその典型例です。

このメッセージは、

『勉強ができないのはあなたの
お子さんが勉強してないからですよ』

とは言っていませんよね。

基本的に人は、

『問題の原因が自分にあると指摘されること』

を嫌います。

例えそうだとわかっていても、です。

例えば、毎日三時にドーナツを食べて、
通勤以外に運動をしない太っている人でも、

『あなたが太っている原因は、あなたにはありません。
そうではなく、原因は別の所にあるのです。』

と伝え方が高い反応を得ることができます。

一方、

『あなたが太っているのは、食事制限をしないで、
運動もしないあなたが悪いのです。
だから、○○をして下さい。』

と言った場合、反応率は低くなります。

人は、基本的に自分のせいにされるのが嫌いだからです。

これは、FPの分野でも応用ができますよね。

『お金が貯まらないのは、あなたのせいではありません。
本当の原因は、○○にあるのです。』

このような文章は、
反応が取れる典型例の1つです。

こういったアイデアを使って
メッセージを作る事はできないか?

是非考えてみて下さい。

FPライズメルマガ登録

この記事を書いた人

石塚 駿平

株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新の情報をお届けします