相談したくないと思われる人の共通点

昆知宏

自民党、立憲民主党、維新の会。

先週あった選挙なのですが、私が選挙権を持つところでは3人の候補者が立候補をしていました。

政党については選択肢があるという感じで投票しがいのある感じだったのですが、政党だけではなくてそれぞれの人柄についても判断材料としては重要になってきますよね。

街頭で本人が演説をしているのを見たり、人づてにどういう人物なのかの情報は入ってくるし、何かの業者会合で直接話しているのを聞いたりそういうのを見ていると本質的にその人がどういう人かというのはなんとなく見えてくるところがあります。

端的に言うと自分のためなのか、人のために働いているのかです。

個人的には政治にかかわらず、仕事でも人のために動くというスタンスの人を応援したくなります。

FPで言えば顧客利益を追求するのか、自分の収益を追求するのかにも似ているように思います。

演説を聞いていると、あるフレーズが頻発するとこの人にはやはり投票したくないと思うところがあります。

それは何かというと自分が何をできるのか何をしたいのかという話よりも、相手の批判ばかりする人です。

自分自身はどう行動しているか?

人のことは客観的に見えるし、これは良くないなあというのは簡単に分かるものです。

じゃあ、それを自分に置き換えて自分は完璧なのかといわれると決してそうではないですよね。

例えば、お客さんがFP選択で悩んでいて「あの人はどうなのですか?」と聞かれたらあなたはどのように答えますか?

どうしても自分を選んでほしい時に相手のことを否定しない自信はありますか?

「その人は、保険を売ることが目的だからやめたほうがいいですよ。」なんていう言い方もよくしてしまうと思うのですが、これも相手を否定していることになりますよね。

本当は相手のFPはそんなことをしていないかもしれないのに、分かりやすいイメージだけで相手の否定に持っていき自分自身を選んでもらいたいという手法は冷静に考えれば良くない。

選挙でよく見るやり方ですが、客観的に見ると思っている以上に相手の批判ってダサいんですよね。

このようなことを考えた時に、「その人はよく知らないけど、私はこれができますよ!だから、●●さんのお力になれると思います。」余計なことは言わずにこっちのほうが絶対にいいと思いませんか?

住宅営業は否定の世界だった

私は以前に住宅業界で働いていましたが、この業界は競合の弱点を突き否定することが日常茶飯事でした。

会社の売り上げを守るために、相手を平気で潰そうとする世界です。

今だから言えますが、否定には根拠がなくイメージだけで話していたので事実でなかったかもしれません。

ただこれは相手側もそうであって、こちら側も事実ではない否定をされていましたのでよく考えるとひどい世界でした。

何社も競合してプランを書いてもらうお客さんなんかは完全に混乱してしまいかわいそうです。相手のことを考えていない典型例ですね。

最近はこういうのが嫌で若い世代が競業から協業へと少しずつシフトをしているようですが、これは選挙にも同じような風を感じます。

とはいえ、家の場合はどちらかに数千万円の売上、一方は0というわけなので理想と現実の着地はきれいごとではいかないようにも思います。

これに関しても結論は同じで、相手は相手。逆に相手の良さはこうですが、私の強みやメリットはここにありますよと言ってあげた方が絶対にスマートですよね。

自己PRの精神

最近はFPも増えて、FP間で比較されることが当たり前になってきています。

ホームページでも自己PR、自社の特徴をどれだけわかりやすく書けるかが相談にダイレクトに繋がるのが明白です。

PRの場面では、なぜFPを志したのか、強みはなにか、お客さんとの約束はなにか?といった相談するメリットを前面に出した文章を書くことが有効です。

ここでついついやってしまいがちなのが、他のFPとの違いとして他を悪く言うような文章を書いてしまうことです。

これはやってはなりません。

業界に精通しているあなたにとっては、他のFPとの違いは明白であり、他のFPには相談に行ってほしくないと強く思うものですが、お客さんにとってみればそんな細かいところまでは分かりようがありません。

相手がどうこうよりも、自分がどうなのか?ここをとにかく分かりやすくすべきなのです。

こういう点では今回の選挙で、私の選挙区では分かりやすい人はいませんでした。

なので消去法で残った人に投票をしたわけですが、やはりそういう選び方ではなくこの人に投票(相談)したい!とお客さんになってもらえるように私たちも改善できるところはたくさんあると思います。

人の悪いなと思うところを見つけるのは簡単だけど、自分は意外と難しい。だからこそ、改善できれば成果は上がりやすくもっと気持ち良い人間になれると思うのです。

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この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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